玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*ベースボール

2024年09月23日 | 捨て猫の独り言

 花巻東高校出身の佐々木麟太郎(19)はスタンフォード大学に進学し、米大学リーグを経てメジャーリーガーを目指している。今年のドラフト有力候補の桐朋高校の森井翔太郎(17)は、9月上旬に家族で渡米して6日間の視察の後で直接のMLB挑戦に決めた。現在米4球団からオファーがあり、絞り込みを経てマイナー契約を結ぶ見通しだ。マイナーからはい上がるのは並大抵のことではないと覚悟を語る。

 大谷選手の破格の活躍で、日本におけるMLB中継の視聴者数が増大しつつあることは間違いないだろう。我が家でも、ベースボールに見向きもしなかった人が、今では長年のMLBファンである私よりも熱心に大谷選手のプレーを見守っている。日本のプロ野球には見向きもせず、ただただ「大谷くん」なのだ。大谷選手は計り知れないものをもたらしている。

 先日、ドジャースがアトランタに遠征してブレーブスとの4連戦があった。さっそく、アトランタに住む娘に「日本は猛暑続きだけど、大谷くんの活躍で暑さを忘れられている」と連絡。すると4連戦の3試合目に娘はトゥルイスト・パークに出かけたようだ。一塁ベースに近い内野スタンドから撮影した大谷の画像が送られてきた。ドジャース2連敗後のこの試合は、大谷の2打点のよる2対2の同点のまま9回を迎え、なんと2死から31セーブのイグレシアスを打ち込みドジャースが勝利している。

  

 日本時間9月20日、マイアミでのマーリンズ戦で大谷は6回に49号2ラン、7回に2ランと2打席連発で前人未到の「50-50」を決め、9回にも51号3ランを放ち、この日は6打数6安打10打点と大暴れ、初回と2回に2盗塁を決めて「51-51」に到達した。この日、ドジャースのベンチそばの観客席で、黒い帽子をかぶった米国人の少女が掲げるボードがネットで話題になった。それにはつぎのように書かれていた。「I SKIPPED MATH TO WATCH HISTORY ! OHTANI 50-50」

 

コメント
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