玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

*継続していた!

2017年11月06日 | 捨て猫の独り言

 毎年秋に、小平市の中央公園を中心に開催されていた野外彫刻展を昨年は目にすることがなかった。小平市と連携し、武蔵野美大の彫刻家の学生が主体となり開催されて30年以上も続いている貴重な展覧会だった。今年も催される気配はない。やはり学園祭と時期が重なり何かと大変なのだろう。ものごとにはすべて終わりがあると諦めていた。(一泊旅行にて)

 

 ところが昨年から場所を変えて存続していることを知った。その場所とは隣の国分寺市の武蔵国分寺公園の円形広場だった。小平市から離れるにあたって、いろいろあったに違いない。昨年の国分寺市は6回目を迎える「ぶんぶんウォーク」という企画があり、それには2日間で1万人以上の来場者が見込まれていた。それにかぶせれば鷹の台駅前の中央公園でやるよりも見てくれる人は圧倒的に多い。

 作者からすれば、たくさんの人が来る場所に展示したいのは当然だ。「ぶんぶんウォーク」のメイン会場がまさに武蔵国分寺公園だから、予定来場者の半分が見るとしてもかなりの人に見てもらえる。大学主催であればともかく、完全な学生有志による自主企画なので、誰も強く止めることはできなかったのだろう。

 今年も同じ場所で開催されるという。「1987年に小平市で開催された小平野外彫刻展を皮切りに、時代に即して名称や会場を変えつつ、約30年にわたる歴史を刻んできた伝統のあるものです」と説明の表現に苦心の跡がみえる。公園が美術館に変身!「喚起 ムサビアートサイト2017」を開催。日時2017年11月11日~26日とあった。円形広場は、この夏の半日を孫娘たちと遊んだ場所だ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« *武蔵美芸術祭 | トップ | *辺野古へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

捨て猫の独り言」カテゴリの最新記事