忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

笑いの効用

2014-07-22 | 日々の業

高校生の時には本当によく笑ったものだ。仲良しのグループで会えばゲラゲラ、アッハッハと涙が出るほど笑い、お腹を抱えて笑い、顎が痛い!というほどよく笑った。

何がそんなに可笑しかったのか?その当時は笑いながらみなで「ほんま よう 笑うな私ら」と言い「仕方ないわな 箸が転んでも笑う年頃いうやんか」などと言い合った。

ところが年を経るほどにあんなに笑ったことが嘘のように思えるくらい笑わなくなってしまった。

それでも幼かった孫たちがよく笑わせてくれたし、近くに住む娘が来ると必ず笑わせてくれる。本人は笑わせようとは思っていないらしいが一緒にいると必ず笑う話がいくつか出てくる。

すると笑った後はなぜかすっきりした気分になる。

もう10年以上も前、「笑いの効用」を書いた本を読んだがNK細胞というのが活性化し体の免疫力を高め、癌などの病気にもよいというようなことが書かれていた。最近、お医者さんが病院で入院患者さんを前に落語をされているというのを聞いた。

2日ほど前「憲法落語」というのを聞きに行った。女性の弁護士さんが着物を着て出てこられ憲法の歴史から、世界の憲法 明治憲法そして現在の憲法と安倍政権が作ろうとしている危険な憲法草案の話を笑わせながら分かりやすく話され、沢山学ぶことができた。

内容が硬いのでそんなにお腹を抱えてというところまでは行かなかったが、この「八法亭みややっこ」こと飯田美弥子弁護士さん、憲法が変えられ九条が危ないと思う多くの人たちの要望で全国あちこち話しに行かれるそうだ。

 

    笑いがもたらす健康効果←クリック これを読むと笑いにはいろいろよい効能がありそうだ。筋力アップ、血行促進、記憶力アップ まだまだある・・・

「笑いヨガ」とか「笑い学会」まであり、笑いを求めている人はとても多いし、「笑う角には福来る」ですものね。

さあこれから 心を明るくで笑って笑って面白く生きよう!