友人から本を借りた。
明治維新に対する新しい見方でなかなか面白かった。文章も随分砕けた書き方で若者向けかなと思うくらい。
前に堤 未果さんの「お金の流れで世界を見抜け」という本のことを少し書いたがそれと通じるものがあった。
維新の風雲児 坂本竜馬の旅行費用やその他生活に関わる費用は一体どこから出ていたのか?
オーイ 竜馬 おまえのスポンサーは誰だ?。
社会の歴史で習う「黒船来航」ペリー提督は「太平洋艦隊」ではなくアメリカの東インド会社の艦隊だったという。
現代に入ってから長崎のグラバー邸に「隠し部屋」が見つかり薩摩・長州・土佐藩の脱藩浪士や大物たちがここで密談したのではないかなど。
明治維新とはすべてイギリスのアジア戦略だった。
後の方では今の日本のことについて書かれていた。
「憲法解釈の迷走」 「頭がいい」&「お金持ち」?「リーダーがいない!」「学校教育の異常」「教育にお金を使わない国」
「なぜ日本に英語が氾濫しているか」
第5章 「日本文明の「魂」
歴史って時の為政者の都合にあわせて書かれていると言われているが、また よい勉強になった。