忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

新聞の読者投稿欄から

2017-01-29 | 世の中のこと

毎朝の新聞は地方紙は「潮流」、赤旗は「凡語」から読み始める。

いろいろなニュースをさっと読んだり熱心に読んだりしたあと読者の投稿欄をみる。

投稿欄には市井の人達の考えが載っていて面白いし考えさせられる。

今朝の新聞には「誕生日は母親を思う日」という言葉が出ていた。

映画評論家の故淀川長治さんの言葉だそうだ。投稿者はご自分の誕生日には命がけで産んでくれたお母さんに感謝し偲んでいると書かれていた。誕生日について改めて教えられた気がした。

もう一つは「ウソの政治にだまされない」という投稿だった。安倍政権の政治は「ポスト真実」=嘘・偽りの政治だと述べている共産党第27回大会の報告を読んで、投稿者は以前に故矢川徳光氏(教育学者)がその名著「教育とはなにか」で人間が身につけるべき大切な三つの力として①手をつなぐ力、②だまされない力、③平和を守る力をあげていたことを思い出したという。

始めて読んだ時なぜだまされない力のような当たり前のことをあげているのかと思ったそうだが、今の安倍内閣のやり方を考える時、実に重要な指摘だと書かれていた。

新聞記事の中で感じた言葉や本があればその記事を切り抜いたりその本を買ったりするのも私の生きがいになっているのかもしれない。

 




 

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