忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

アナザーストーリー「ローマの休日」赤狩りと関係があった。

2017-12-05 | 動画

テレビの「アナザーストリー」という番組を半月ほど前に偶然観た。

「ローマの休日」の映画のことだったが、それを見て驚いた。

あの有名な映画が第二次世界大戦後、アメリカで起こった「赤狩り」と関係があったという。

何回も観たあの名作の裏に秘められたストーリー。なかなか興味深かった。

ハリウッドに起こっている「共産主義者排斥運動」で名だたる監督や俳優が証言台に立たされ共産主義者かどうか問い詰められていた。

「ベン・ハー」などの監督を務めた巨匠のワイラー監督は国の認めるお決まりの映画しか作れない状況に嫌気がさしていた。そこでワイラー監督は国の目が届かない 海外で映画を作ろうと思い、イタリアのローマで作られたのが「ローマの休日」だったという。

映画の執筆者は赤狩りへの証言を拒み投獄されたトランボという人物で 出所後、名前を変えて執筆した作品だった。

「ワイラーはトランボの正体を知っていたが映画会社には内緒にし、映画会社の出資が決まると赤狩りで疑いをかけられた人を何人も雇ってローマに連れて行った」とワイラーの娘が語っている。

主演のグレゴリー・ペックもワイラーの「反赤狩り」運動に賛同した数少ないスターの一人だった。

自由の国と言われるアメリカでも国家権力は国の体制を転覆させかねない人間を徹底的に排除しようとするのですね。

中国、北朝鮮のことを恐い国だとばかり言っていられません。日本でも戦前、戦後 治安維持法、レッド・パージなどで多くの人が投獄されたり殺されたりしたのです。

ところで共産主義って何? 本当の意味をもっと知らなければ・・・・

 

詳細は http://yachikusakusaki.hatenablog.com/entry/2017/11/27/011230  ←クリック 


「首相と財界共存」って大きく見出し

2017-12-05 | 世の中のこと

地方の一般新聞にも報じられていた16年政治資金収支報告書 「首相と財界共存」って大きく見出しが・・・。これでは庶民の暮らしの方には目がいかない筈やなぁ・・・

財界の言うことをきかなくては成り立たない今の政権、今朝の新聞にも企業からの自民党への献金が2012年自民党の政権 復帰後最多になったと書かれていた。

自民党の政治資金団体への企業献金の総額が19億5400万円(13年)から約23億2400万(16年)になったそうだ。

安倍政権は経団連の意向にそい法人税減税を下げ続けこれが高く評価されたとか。

献金もらってまだその上に政党助成金174億3629万円 !!もうこの政党助成金なくしましょ! このお金が庶民に使われたらどんなにいいかと思ってしまった。

K新聞より ↑