忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

口癖のようになって「痛い、痛い」と言っていた

2019-02-09 | 日々の業

「あっ!痛っ 痛っ 痛っ」 昼寝をしていて急に足の親指が反ったまま動かなくなった。元に戻そうとしても戻らない。ふくらはぎのこむら返りはしたことがあったが、足の指とは!

傍で孫がスマホを見ていたが見向きもしない。

暫らくたってやっと収まった。そこで孫に「Mちゃん おばあちゃんの痛い!っていう声聞こえへんかったんか?」と聞くと

「聞こえたよ、でも お婆ちゃんいつでも痛い、痛いって言ってるから・・・」という声が返ってきた。

なるほど、そう言われれば、よく言うなぁ・・ 「痛い!痛い!」って。 足が、膝が、腰が、肩が。

いつの間にか口癖のようになって痛いと言っていたこの言葉。今回以上に本当に痛くて痛みが続いたりした時に振り返ってもらえなかったら・・・と不安になった。

昔、子供に話してやったイソップ童話の「狼少年」の話を思い出した。

羊飼いの少年が退屈しのぎに村人達に「オオカミが来たー」と言って驚かせ、駆けつけた村人達にウソをついていたが、何回もオオカミが来たーと繰り返すうちに本当にオオカミが来たとき少年がいくら「オオカミが来たー」と叫んでも誰も来ずオオカミに食べられてしまったという話。

さて、安倍首相のウソももう聞き飽きたというくらいで又かと呆れ、この口先男!大風呂敷広げて!などと思っているが

「ウソも百篇つけば本当になる」という諺にもあるように、だんだんと慣らされないようくれぐれも用心!用心!。

それより何より 国民の半分以上が早く そのウソに気づき、オオカミに食べられなくてもいいけれど消えてくれれば一番いいのだが、そのウソも又、ウソで隠ぺい・・・一体どうなっているのやら?

ところで、私の痛い!痛い!はウソではありませんが 唯、日常的に使いすぎることを考えなくてはと思ったことです。