忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

60数年ぶりに獅子舞に頭を噛んでもらった。

2020-01-06 | 日々の業

娘の家に獅子舞が毎年やってくる。今年は孫が7か月になるひ孫を連れて帰ってきているというので、娘が迎えに来てくれ、見に行った。

賑やかに獅子舞が庭で舞って最後に小さいひ孫の頭を軽く噛む様子をされたがひ孫は泣くこともなくおとなしくしていた。きっとわけがわからなかったのだろうなぁ・・・来年は泣くかもと言っていた。

親になった孫も小さかったときは泣いたと言っていたし、妹たちも部屋の隅に隠れたそうだ。

獅子舞は『邪気』を食べる神獣とされていて正月に、一年の幸福を願って獅子舞に頭を噛んでもらい子供が健やかに成長することを願う意味も込められているそうだ。

「噛みつく」という行為が『神憑く(かみつく)』つまり『幸福の神が憑く』という、一種のゲン担ぎの意味があるとか。

遠い昔、京都でもお祭りのときに獅子舞がきて私も頭を噛んでもらった記憶がある。

ひ孫の後は順番に獅子舞に頭を噛んでもらい、私も60数年ぶりに噛んでもらった。

うーん、これで認知症がこれ以上進まへんようになったらラッキーなんやけれどなぁ・・・

 

 

 

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