忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

今こそこの苦境に負けることなく心合わせて・・・  山本周五郎の「ちゃん」を思い出していた

2020-04-25 | 動画

今回のコロナウィルスの感染はその終息が見えないことから、多くの人々に不安と焦りが見られる。

もしかしてこれまでのような生活状態には戻れないかもしれないと感じるときさえある。

若者も老人も今一度自分たちの生き方を考え直すことが重要になってくるようにも思う。

先日、知人が来て話していた。

働いていた職場では今回のコロナ感染の自粛もあり仕事が減り、給料がいつもの半分以下になってしまった。

家のローンもあるので急いでローン返済や固定資産税の延長手続きをしてきたということだ。

働き手の夫さんも思っても見なかった今回の現状に毎日がどんなにか不安で辛い気持ちだろうと思った。

どうか世の中の人々が今こそこの苦境に負けることなく心合わせて立ち向かっていけますようにと願うばかりだ。

そんな中、随分前に読んだ山本周五郎の「ちゃん」を何故か思い出していた。

朗読・山本周五郎「ちゃん」