忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

「ベートーベンウイルス」と言う動画とyou tube「厳選クラシックちゃんねる」

2022-10-14 | 動画

あの地獄のような暑さが遠のき、秋の澄み切った青い空,鰯雲を見ると気持ちもすっきりしてくる。朝、晩は寒いくらいでヒーターやストーブを出し、衣類も長袖などだしてきた。

世の中や私の身近なところでも大変な事ばかりが次々に起こっている。世の中に対して怒りは体の毒だと言い聞かせて公私の状況が一つでも良い方向に向くことを願い、お内仏に迎い手を合わせる毎日。

常に明るい気持ちで過ごせるようにと最近、以前に見たことのある「ベートーベンウイルス」と言う動画を見た。内容はすっかり忘れていたが結構印象に残っていて、見るとなかなか面白い。

ある事情で寄せ集められた素人の音楽家が夫々の奏者の個人の事情を抱えながら「オーケストラキラー」と呼ばれる指揮者にこっぴどく貶されながらも最後には指揮者との心の繋がりを持ち、市民の前で何とか美しい曲を奏でられ披露する。・・・認知症あり、貧困あり、転職あり、家族間の悩みありでみどころがあった。

ドラマの中で度々出てくる曲に触発されたのかyou tubeで「厳選クラシックちゃんねる」と言うのを最近見だした。有名な音楽家が作曲した曲が流れる中その音楽家の生涯が話される。生い立ちから人との関わり、時の情勢などを知ることができ、改めてその曲を聴くことが出来る。私の好きな「モルダウ」の作曲者シベリウスはフィンランドの出身だが、ロシアとスウェーデンに挟まれた国で常に戦争の中で作曲していた。お酒、たばこの飲み過ぎで体を壊したりしたが91歳まで生きて国葬にされたという。

ウクライナとロシアそして国葬などの事を連想させた。

やっぱりベートーヴェンが一番!