小さな庭の木々の世話も高齢になるとだんだん億劫になってきた。雑草が見る間に伸び毎日の草刈りも膝や腰が曲げにくく往生する。
都会のマンションならこんな苦労はなかろうにと思ったりするが、草を抜きながら,木の剪定をしながら膝、腰の痛さを感じるものの無心になれる。土を身近に感じることなど都会では味わえないことだろうなぁ・・・と思う。
数年前、月下美人をくださったご近所の方は毎日近くの畑に行くのを楽しみにしておられたが、車で畑まで行くことが困難になり、家の庭で花を育てることに専念されるようになられた。ところが今年初め体の不調で入院された。花の世話も出来なくなり一人暮らしでケアーハウスの入居を考えておられるとか。
世の移り変わりは早いものだ。片時もじっとしていない。自分の体もそして周りの者すべてが。
雑草だと思って刈り取っていた花の残りがあちこち咲きだした。集まって咲いていると何とも綺麗で庭を賑やかしてくれている。(ごめんね!あなたの仲間刈り取ってしまったの・・・)
「都忘れ」に少し似ているが「ノコンギク」とも言われるそうだ。
(ノコンギク(野紺菊)別名をノギク(野菊) 、コンギク(紺菊)、ナンヨウシュンギク(南洋春菊)といいうそうです。日本が原産地で開花時期は08月~11月。花色は白色から薄紫色。道ばたでもよく見かける植物。)
花言葉を知って又、又想いが深まった・・・