前回にも書いていたが本当に高齢になると言うことはこんなにも苦しいことが待っているのか!とつくづく感じる。
ご近所で親しくしていた人が二人入院された。一人は一人暮らしで家では自立した暮らしが出来なくなったからだが、3年前にはきれいな月下美人を「今夜咲くからね」と言って持ってきてくださり、私の家の小さな庭にいろいろ植えてくださった。今はケアーハウスに移られた。
もう一人の方は認知症が進んだためだが、元気な時はその方のお宅に伺い話しをしたり歌ったり、子供たちの為に公園で体操の指導をしたりとても優しく柔和な顔の方だった。先月より入院されたと聞く。
学生時代からの友人で同じ保育園に勤め、子供たちが小さい時は度々誘いに来てくださって泳ぎやキャンプに連れていってもらった。そんな彼女が急に倒れ意識不明で入院。ご主人もショックで少し認知症が出始めたとのこと。それを聞いたときは涙が止まらなかった。
この様なことが耳に入るたびにどうしても心が落ち込む。しかしこれではいけないと思い毎朝、朝食のあとパソコンに入れてあるある曲をかけ、元気をだしている。
走れ!走れ!忙しいぞ~といわれているよう・・・
指揮をされている方が私が通院している眼科の先生に似ているなぁといつも思って聴いている。