先週、送迎車で行っている短期リハビリデイサービスで初めてお目にかかった方と話した。
海外や日本全国で活躍され数多くの手術をされてきたお医者さんだった。
歳を重ねられ、心臓の具合が悪くなりご自身も手術受けられたり、腎臓に癌が見つかり手術、抗がん剤治療をされたりしたそうだ。そして突然の意識不明で倒れられ1年半近くそのままの状態が続き、ご家族はもうだめだと思われていたとか。
リハビリできる体力があるかどうか現在試験中だということで来られていた。
リハビリの合間合間に聞く話だったが、お医者さんが病気になり、亡くなったというニュースは聞くことはこれまでもあったが、直にお医者さんから聞くことは初めてだった。
私の心の中では何故か親とお医者さんは死なないようなイメージがあった。
抗がん剤の辛さも話されたその方は意識が戻りどんな気持ちだったのだろうか?
「先生 まだまだするお仕事が残って居たのかもしれませんね?」
この時、私はやっぱり病気と寿命は別なんやなぁ・・・と思った。