テレビも新聞も昨日から沖縄普天間基地の移設先が辺野古にすると明記した日米共同発表を行ったことについて大きく報道している。
鳩山首相が「国外、最低でも県外」と言ってきた約束を翻したことに沖縄の人たちはどんなにか失望され、怒りを覚えられたことか。
今、新聞やテレビも皆が沖縄のことや、日米安保条約について考えていかねばと報じています。
今年 安保条約が調印されて50年になるというのに いつまで抑止力、抑止力といって沖縄に負担をかけ続け、米軍に巨額のおもいやり予算を払っているのはおかしい。
50数年前 高校生だった私は友人達と大丸の屋上にいた。その時下で何か大きな声で叫んでいる声に気づき、上から見下ろすと大勢の人たちが通りを埋め尽くし行進しているのが目に入った。
「デモやったはる。社研部の人たちも、やはるかもしれへんなあ 見にいこか」と言って、急いで下に降り、行列を見ていると社研部の人が「入り、入り!」と言われ私達は何かわからないままその行列に加わった。
「アンポ 反対! アンポ 反対!」「岸内閣 打倒!」という声に
あわせていつの間にか友人達と手をつなぎ四条通を行進していた。大きな声でシュプレヒコールすることがとても楽しく、それも通りいっぱいになって手を広げ歩くことに心が騒いだのを思い出す。
後でこれがフランスデモと言うものだと知ったが、学校に戻って私達はなにも知らずに加わったデモの「安保」というものをもっと知らねばならないなあと話し合ったが・・・。
あれから50数年が経ったのですね。
今こそ沖縄のことを真剣に自分達のこととして考え、安保についても考える時がきたのだと思います。
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