忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

花梨のかおり

2018-12-11 | 日々の業

家の近くにある花梨の木に黄色い二つの実がしっかりついている。そこを通るたびにその木を見上げる日々がここ数日続いていた。

2週間ほど前 知人の家を訪ねたとき、その家の玄関に入ると何ともいえないいい香りがした。

知人は下駄箱の上に置かれた花梨を指差して「いい香りでしょ!みて花梨よ!」といわれた。

花梨の実は大きく花梨酒にすると言うことくらいで、実際に手にすることもなかったし、こんないい香りするとは思ってもいなかった。

そこで家の近くに花梨の実がなっているのを思い出した。

11月の初めには4~5個の実がなっていた。

住人は年に数回この家に戻ってこられる。

木になっている実を黙って採ることは出来ないが、溝に落ちた実ならいいだろう・・・そのままにしていたら、いつか腐ってしまう。

というわけで、その実が落ちるのを待っていた。

やっとその日が来た!出かけようとしてその家の前に来たとき、黄色い大きい実がひとつ溝に、落ちているではないか!

やった! 急いでその実を手に家に戻った。少し傷がついていたが洗って早速知人がしていたように下駄箱の上においた。

あま~く 優しい果物の香りが漂ってきた。。。。。。

ネットには「カリンは、硬くて渋いので生では食べられない。食材としてのカリンは、カリン酒、砂糖漬け、ジャムなどに使います。“咳止めに効く”薬用効果でも有名です。
熟したカリンからはとてもかぐわしい匂いが漂ってくるので、部屋や自動車に置いてアロマテラピーとして利用するのも効果的です。」と書かれていた。

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