「ETCカードの挿入が完全にできているかを確認してください」というラジオ放送をときどき聞きます。
この言葉遣いが不完全なことはともかくとして、カードの入れ方が確実かどうかを確かめなければならないようなシステムは、まだまだ未完成と言えるでしょう。
駅の改札口では、カードを読み取り器の上にヒラッとさせただけで通過できます。
ETCカードも、運転席付近のポケットのようなところに投げ入れておけば、ゲート側の装置で読み取れるようになってこそ便利なシステムになったと言えます。
前に障害があればブレーキも踏まずに止まる時代です。
ETCカードがいらなくなれば、それが最上ですが、とりあえず車載器に確実に差し込まなければならないような中途半端なシステムは、早くなくしたいものです。
車載器メーカーの仕事がなくなるというのは、開発障害の理由にはなりません。