・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

皮相と深層

2014年07月23日 | つぶやきの壺焼

懸賞幕を持った呼出しさんたちが、ずらっと立ち上がっただけで歓声が湧き起こる、人気力士がいます。
この人気力士が、それほどでもないと思っていた相手に、簡単に負けます。

その力士が、なぜ負けるのかをかを考えてみますと、二つのことが想像できます。
1.負け方の研究をしている。
2.早負けは、けが防止になる。

立ち会いの突っ込み方、隙を見せたときの相手の反応、あまり急激に上位にかけ上がらないための番付位置の確保、そんなことも研究材料になるでしょう。
思いどおりにはいかないのも承知の上で、確率計算をしています。

思い切って突っ込み、土俵を通り抜けて向こう側の検査役席まで飛んでいくつもりでというような、低頭脳を看板に掲げる立ち会いはしません。
どこかが骨折して後に差し支えるような、大けがをしないやられ方にも、稽古を積みます。

勝負の世界では、肝心なときに白星を獲なければ何にもなりません。
皮相の強さと深層の弱さ、またその逆、おのおのが力士の個性で、どちらが好きかは、それぞれにあやかることを望む谷町さんの勝手なのです。


アヤメとショウブのどちらが好きか、と聞いたら笑われました。
聞いてどうする、ではなく対比分類がおかしいというのです。

「アヤメやハナショウブではなく、サトイモ科のショウブである」という記事がありました。
そのあとに「サトイモ科のショウブの花は、アヤメやハナショウブのように華やかではない」と続きます。
ほかには、「古くは“あやめ”の名はサトイモ科のショウブ(アヤメグサ)を指した語で、現在のアヤメは“はなあやめ”と呼ばれた。アヤメ類の総称として、厳密なアヤメ以外の種別にあたるハナショウブやカキツバタを、アヤメと呼称する習慣が一般的に広まっている」という記事もあって、こうなると頭があやめ模様になってきます。


言葉のあやという、論理のあやふやになったときの逃げ言葉がありますが、あやだけの言葉では、あやしい解釈しかできません。
何の話だったのか、深層不明のままで、大相撲はいよいよ終盤に入ります。

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