北海道洞爺湖町で10月10日~10月12日に行われた、日中与党交流協議会の共同提言に、また奇妙な文言が現れました。
北朝鮮による日本人拉致問題を念頭に「対話や協議を通じて関係各位が歩み寄り、それぞれの合理的懸念が全面的に解消するよう努力する」などと記した共同提言をまとめ、閉幕 (サンケイ報)
「合理的懸念が全面的に解消」これはどういうことなのでしょう。
論理のとおった懸念は持たないような状況をつくってしてしまうとも読み取れます。
隣村との村役の集まりのようなことに誰かを差し向けて、酒でも酌み交わしてくれば、それでいくらかは気持ちの棘も丸くなるだろうと、相手は思っているかもしれません。
連れ去られて半世紀も経った人たちは、そんなことは知らされずに、辛い毎日を送っているでしょう。