「中学 歴史 検定済 不合格」という本がある。
amazon に寄せられた書評の最初の記事にはこう書かれている。
「不合格になるということは、本当に正しい歴史が書いてあると文科省が認めたという事」
著者の出自、日常の言動を知れば、教科書に向けて検定申請したものに、ウソ、デタラメが書かれているとは考えられないので、この書評は正鵠を射たものなのだろう。
となれば、教科書検定は、正しい歴史が書いてあると不合格になるということなのか。
その前に、中学校には歴史の教科があるのかと、文部科学省の資料を見ると、「歴史」という科目がない。
これはまたどうしたことなのだろう。
学習指導要領
<中学校の教科>
国語、社会、数学、理科、音楽、美術、保健体育、技術・家庭、外国語、特別の教科 道徳、総合的な学習の時間、特別活動