(photo/Shoji Ueda. Untitled, 1983-1984.)
私の心を連れて行って。
Take my heart when you go.
いや、それはできない、俺の心を置いていく。
Take mine in its place.
J.S. Bach: Triple Concerto in A minor BWV 1044 [I Barocchisti]
(photo/Shoji Ueda. Untitled, 1983-1984.)
私の心を連れて行って。
Take my heart when you go.
いや、それはできない、俺の心を置いていく。
Take mine in its place.
J.S. Bach: Triple Concerto in A minor BWV 1044 [I Barocchisti]
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蒙昧なるときを切り抜ける術、そこに必須の心持は、
気にしないで、気を付ける、ということだと、誰かが言っていた。
なるほどそのとおりかもしれぬ、然し、時と場に幸縁これなく穏やかならざる心持、時にはきたる。
折に肝要なるは序でいずれ黙過斯くの如し事前のこころざしであり、真剣にはなっても、深刻にはならざるの心持、時をうっちゃるの極意成る哉。
例えば、COVID-19,についてもスウェーデンの言うように日本でもすでに集団免疫を獲得しているとされる見解もある。
集団免疫とは、ある集団が弱者となった誰かを守っているという構図でもある。面白いではないか、免疫獲得者がもしかしたら私の大嫌いな人達であったとしても自分をウィルスから護ってくれる盾として奮闘してくれているのかもしれないと思えば、嫌いの心持も変わるというものだ。
人間は否も応もなく、繋がらずに生きていくことは出来ない。そんなこころもちをこのパンデミックは教えてくれている。
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真に自由と覚えるのは、疑いを抱いた瞬、自分の基本衝動に対して、それを疑い変えようとする力が残っている瞬。
記憶は貴重なものではあるものの、しばしば自分をも裏切る。
何であれ誰であれ、巡り知り、合った瞬、私はその互いにいいおくりものをする関係を望むにしても、それは今までの習慣を超えていく。
それは選択という言葉に代表され抽き出される、新しいフレッシュな香りのするなにものかである。
今日は。という言葉にはそんな響きがある。
Hello - Adele (Reggae Cover) - Conkarah and Rosie Delmah
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「つらい とても」
「望むならその感情は消してやれる」
「望まないわ。この苦しみ喪失感が、彼らを感じさせる。悲しみは自分を小さくさせると思う?心がつぶれてしまう?それは違う。自分の中の空間が広がる感じがする。新しい部屋を探検するような」
「それは素晴らしいことだ」
「私の考えは、おかしい?」
「いや、だが決めるのは私だけじゃない」
「助けてくれる?」
「君の望みは何だ?」
「分からない。でもこの世界は、どこかおかしいとおもう。何かが隠れているような。それとも・・私がおかしいのか」
ー引用/「ウェスト・ワールド」より
では
死ねと云われたら
死ぬ気なのかときくと
奴はかぶりを振って云った
死ぬまで待つ気なら
死んでもよい
ー山之口貘「奴」
Hassak - Аманат
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子どもの頃、両親と見世物に行った。そこで大きくて力強い象たちを観た。象は杭に繋がれていた。地面から杭を引き抜くことも出来るのに、簡単な杭で繋ぎとめられていた。
僕はそれが理解できなかった。すると父はこう説明してくれた。
象は小さく力のない頃から杭に繋がれ、その頃はとても引き抜けなかった。だから大きくなっても二度と引き抜こうとしないのだ。
[OFFICIAL VIDEO] The Sound of Silence - Pentatonix
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嘘は河豚汁である。
その場限りで祟がなければこれほど旨いものはない。しかし中毒たが最後苦しい血も吐かねばならぬ。
その上嘘は実を手繰寄せる。黙っていれば悟られずに、行き抜ける便もあるに、隠そうとする身繕、名繕、さては素性繕に、疑の眸の征矢はてっきり的と集りやすい。
繕は綻びるを持前とする。綻びた下から醜い正体が、それ見た事かと、現われた時こそ、身のは生涯洗われない。
ー夏目漱石「虞美人草」より
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人、鯔背(いなせ)と感じるはなんぞや。唇に非ず鼻腔に非ず姿態にあらず。
なるほど人いずくんぞ隠さんや、人間のうちで眼ほど活きている道具はない。
人に存するもの眸子より良きはなし,である。
眼というものは、唯一外にさらされている内臓である。隠しようがない。
口もとを隠さざるを得ない今日こそきわたつような、新しい美意識を呼ぶかもしれぬ。
め組のひと / 倖田來未 (Cover) [高音質] フル
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現実を受容する能力(Allowing)、起こっていることを、起こっているままに受け入れる能力。
自分に対しても他者に対しても、オープンで柔らかい態度で経験と向き合うということ。
受け身の姿勢や弱さの表れではなく、過ぎゆくこの瞬間に生起していることを直視する能力。
これができなければ、自分や他者を批判的に見てしまい、実際に何が起こっているかを見誤ることになる。
私が思ってきたもの、そうではない力。
*allowing:allowの現在分詞。(…を)許す、 (…の)入るのを許可する
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どっこい、おっさんたちは生きている。
「地べた」でしぶとく生きている。
人生の苦渋を吸いすぎて、メンマのようななってもおっさんたちは生きている。
“The best fighter is never angry.” ― Lao Tzu
Bella Vocè Africa (Beautiful Voices of Africa) - Carmen Mix