南無煩悩大菩薩

今日是好日也

散らしてまく。

2008-04-09 | つれづれの風景。

間歇散水機の秀でているところは、

間を 置きながら 最大最低量を 適度に 散らして 撒く 処にある。

種まきにおいてでも、種の発芽の可能性に応じ、競合無駄の出ない間隔で、散らして 蒔く 処が肝要である。

土壌を肥やす際には、水はけと栄養過多に充分気をつけなくては、植え物の根腐れを起こしてしまう。


水と土。という、育みの母なる原点において見られるこの按配の妙理。

最適かつ一番効果的な方法は 散らすということである。

あまねく浸透させるための処方箋。


愛情や嗜好においてだって、適度な散らし方がなければ、ゲップが出てしまうものである。

思いや考えだって、そういうところがある。


実りあるものには、時間を費やしながらも散りじりになりながらも、徐々にしかできあがらないものがあります。


散らしてまく。

撒き散らしてはいけん。


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