南無煩悩大菩薩

今日是好日也

忘れてはいけない人。

2011-12-09 | 古今北東西南の切抜
(Photo/LIFE)

古来「戦場において最も失われやすいものは、真実である」という箴言に見るように、第一次史料の収集こそは、調査研究の基盤なのである。
日本では、軍事に限らず組織の失敗において、真実の解明が難しい。
東日本大震災後の政府や東京電力の組織的対応を見る限り、
不透明な意思決定、
不明瞭な情報公開、
非常時とは思えない対応の遅さ、
また、中央と現場との葛藤など、
「不都合な真実」を、
組織ぐるみで隠蔽する体質が透けて見える。(切抜/Harvard Business Review/Yoshio Suginoo)


何か大きなものが蠢く時には、人は忘れやすくなる。

忘れられた人は誰か?

清廉な静かな徳のある家庭的な人間だ。

そして、

「不都合な真実」に対し抗う術を持ちえない人達だ。
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