南無煩悩大菩薩

今日是好日也

情緒の滋養。

2012-03-27 | 意匠芸術美術音楽
(画/戸張狐雁)

君に対しては忠、親に対しては孝、友に対して信、他人に対しては同情、動物に対しては憐み、物に対しては大切、そして愛は子に対して。それが人としての本来の面目だとの教えがある。

親は食うものも食えずとも、この子の乳だけはとがんばり、その愛を感得した子は、親への孝行の礎を築く。

忠、信、情、憐、大切、どれもたがわず万事面目とは、そういうものだと思う。

与えたものは受くる。

受けた記憶は風化しても、その純然の情緒は残り、また与えられる人になるのだろう。

万事順番。
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