人が集まるということは、それぞれにとっての共通の価値がそこにあるということでもある。
組織化するということは、それぞれの役割を決めることでよりたかい共創価値をつくるためのものです。
共通価値の創出は、とても大事な目的概念です。
目を向けるべきは、その成員の機能、つまり、個々人では成せないことを集団で効果的に達成しようとする目的の方です。
比較優位な集落に共通しているのは、「田作る道は農に問え」という姿勢(マインドセット)を成員が共有しており、過度なでしゃばりや恣意的な怠惰に個々人が陥っていないということのようです。