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静止しているブランコ。
私が少し押せば、ブランコは揺れ始める。
物理的には私が仕事をしたことになる。
仕事の定義は、移動や運動を与える。つまりあるエネルギー、力をもって対象を「動かす」ということで、子供達がブランコで遊ぶのは、ブランコというある仕組みに対して、的確な仕事をしたうえで、その果実を楽しむわけである。
ブランコの腰掛部分を、重力や重量に耐えて維持する鎖は、子供達の安全を守るという意味においても立派な機能だ。ただ、静止している状態では、その強度を確かめられない。鎖が本来の仕事に耐えられるものかどうかがわからない。
自分が仕事をして、対象を動かしてみて、その機能の強度はわかる。
ん。物理的に考えてみるのも面白い。
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