南無煩悩大菩薩

今日是好日也

年の瀬。

2004-12-13 | 日日是好日。
なんだか こう慌ただしゅう感じますな。
川の瀬は 勾配が急になると 瀬を生じるものでありますが
今年もあとわずか とゆうことで 遣り残したことを感じて 年の瀬になるようで。
いちょうもハラハラと落ちて さみしゅうなった木々が薄日に立っておりますな。

年年歳々 繰り返されることではありますが 気分を変えて 流れつつ あゆむ。
といったような 風情があり これはこれで 風物詩なんでございましょう。

さてさて この歳の瀬のわたしは 去年を越えているのか じっくりと考えてみるとしましょうか。
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酒。

2004-12-12 | 日日是好日。
鳥が

山が

風が

空が

友が


月が花が酒が

からだいっぱいの

よろこび。

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無垢。

2004-12-11 | 日日是好日。
かわいいなぁ。もみじのような手に、陶磁器のような肌。曇りのないクリクリまなこ。
天子様か。キューピット。神々しいまでの笑顔でんなぁ。
大人んなったら、意地やら銭やら愛欲やらで きちゃのう なりまっさかいに 気ィつけておくんなさいよ。

でけへんもんは、できまへん。
だいたいやね。おのれのおつむで理解でけへんようなことを、しようとするのが間違いでっせ。
当たり前のことを当たり前にやる。色気出すからあきまへんのや。


むく。
楽しみに会って 楽しみ
喜びにあって 笑う
苦しいときは 感受を和らげ
怒りは 忘却す
たんたんと 日々に相従うも
発見を 慈しむ
日照りのときは 陽を浴びて
雨に逢うては 傘をさす
便宜適切 優柔爛漫
他人に無理強いせず
己に遊ぶ
無垢。

そんな人に逢えたら 至極しあわせ。
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うま。

2004-12-10 | 日日是好日。
よのなかには なんとなく うま のあう人というのはおりましてな

おもわず ニヤリ とみとめあう間柄がしぜんにつくれるのを うまあい ともうします

そのはんたいに どうしても いけすかんやつ というひとも おりますわな

うまがあうかどうかは うまをあわせられるかどうか ということにもつうじましてな

いけすかんやっちゃ なんてぇことは 態度にでるもので

こうなったら うまがあうはずはありません たがいに いけすかんオーラがでてきますわな

なんとなく なんてえものは ほんとになんとなく できあがっておりまして

なんとなくすきになったろかいな なんておもっておりましたら

しぜんに うまがおおた なんてぇこともありますわな

あうかあわんかは ほんにんたちのすきかってにやってりゃ ええことではありますが

うまのあわんひとと なんかしたろかいな なんてぇことをかんがえても

うまく いくことはすくのうございましょうな

だらだらだらと かいておりますが このようなものを よんでいただいても

うまがあうひとと うまがあわないひとも おりましょう

わたしゃ 勝手に書いてるんでございまして 

うまがあうかどうかなんてえのは こりゃもう らっきぃ なことでございます

うまのあうひととのつきあいは 一生もんの宝物でございましょうぞ。

え。なに?。 うまをあわせるにはどうしたらええって?

そんなもの なんとなくでございます

あわせようとしても そうかんたんに うまくはいかんから うまがあうのでしょうな。


自由は奔放なり。奔放は躍動なり。
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てきどうふき。

2004-12-09 | 日日是好日。
倜儻不羈。
てきどうふき。と読む。

倜も儻もすぐれているという意味の漢語。
ただし漢語には反対義があって、優れているけれども愚か という意味も持つ。
不羈の羈は馬の手綱。手綱を取られない 意味で、独立・克己を意味する。

自分を信じれるように。愚かな部分も見つめつつ、克己 独立に勤める。
倜儻であるから不羈でいられるのだ。
不羈の精神が倜儻を産み育む。
我々の理念。

アホといわれようが、チョンであろうが、まぬけで笑われようが、なお客観的要件を見極め、必ずふさわしい結果があることを信じて耐えることを優先する。

それが成し遂げられるものかも分かりはしない。
ただ、どうせならば てきどうふき でわたしは生きたい。
南無煩悩大菩薩。
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黙。

2004-12-08 | 日日是好日。
もくもくもくもく
語よりも黙。

もくもくもく
黙して語らず。

もくもく
不言実行。

もくもくもくもく
口は災いの元。

もくもく
沈思黙考。

もくもく
言わぬが花よ。

もくもくもくもく
男は黙ってサッポロビール。

もくもくもく
能ある鷹は爪を隠す。

もーくもくもくもくもくもく
沈黙はあたい千金。

もくもく
背中を見て育つ。

もくもくもくもーく
言葉2割態度8割。口慎めばご利益多し。

もくもーくもく
思いを遣り思いを至り。

もーくーもくもく
人よりも空。

もーくもーくもくもーーーーく
口達者のあほまるだーし。


ちーん!
なむぼんのうだいぼさーつ。
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働く。ということ。

2004-12-07 | 日日是好日。
働かなかったらどうなる?

どうもなりゃせんがね。ただ、どうしようもなくなるんでないかい?

ん。普通は働くことによって学習することも多いもんね。

働く事で、考える暇もなかったら、学習にはならんやろ?

考えるばっかりで、働かんかっても、学習にはならんのやで。

哲学者にはなれるんじゃないかい。

そうか。哲学者か。

やめときや。食っていけへんて。

せやな。やっぱり働こう。


同じように働いていても、結果に、良し悪しや、明暗は生じる。金銭のみではなく、やりがいや達成感をも含めた 富 というものは誰にでも均等に手に入るものでもない。
働くということで、将来の富を手に入れられるかどうかは、向かい風の時にどうしたのかが、問われるように思う。働かなくては生きていけないのであれば、働くということでの、手に入れたい富を感じていなければいけない。その本性は、向かい風のときに量られる。
働くということ。は、目指す富の種類に応じて、よりよく辛抱を続けている状況を指していると言い換えられる。その人の実態は、「働いている」ときに良く分かるし分かられる。

進むか。留まるか。逃げるか。立ち向かうか。
どのように受け入れるかの問題は大きい。
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老鶴一声。

2004-12-06 | 日日是好日。
ろうかく 

いっせい 

さんげつは 

たかし


露の世は 露の世ながら 然りながら。

今日も月はでている。

うまい酒を呑めそうだ。
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極楽浄土。

2004-12-05 | 日日是好日。
あの世のことなんぞあたしにゃ わかりませんがんね

病後の温泉とか 心労の元が取れたりとか

寒くなって参りましたから 鍋と熱燗なんてえときに

ほっ。と一息つく束の間

その刹那は 極楽浄土が ちらり と顔を見せるのでござんすよ

些細なことではありますが

些細で小さな んでもって粛々たる日々の営みの中に 案外あるものだとおもいやす

ごくらくごくらく。極楽浄土。
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互い。

2004-12-04 | 日日是好日。
からまると 強くなる。

たがい。


なにを おっしゃる。お互い様じゃありませんか。
いえ。なに。いつどこでまた お世話にならなきゃいけないかもしれませんし。

与え。与えられ。創る。互いの力。
おもいやり。よりそい。はぐくむ。互いの信頼。
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いちりん。

2004-12-03 | 日日是好日。
いけばな いきばな

まるいきく

いちりんざしに ただいちりん

いのちをたって さいている

つちとはなれて さいている

つみとるのは めでるため

そう ただいちりんを めでるため


平静。安息。休憩。真理。
ほっと。唯一輪。
日日是好日。
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月の影取るましら。

2004-12-02 | 日日是好日。
ましら。っちゅうんはな。猿のことや。
だれが、モンキーやねん!

ちゃいます。ましらの話ですわ。
わしら、ましらでっか! し ぬきなら、わしええもんもってまっせ。

なにゆうてるかわからんし。とにかく、月の影取る猿の話ですわ。
そんなもん、月の影取れるんやったら、絵に描いた餅も食えまんがな!

せやから、その話でんがな。よろしいか。
ええで!なんぼでも呑んだる!

あかんわ。わてが、月の影取ろうとするとこやったわ。


月が空に在ることを理解できない猿は、池に映ったきれいな月を見て欲しくなり、無理して取ろうとするうちに、池に落ちて溺れてお陀仏となった。
転じて、何が、むだ。むり。むら。なのかをちゃんと知ることの教え。
月は取るものではなくて、見るものですから。

思わず、やってしまってることは結構多いとおもいますよ。
取り返せる遊びなら失敗も勉強なんですけどね。
お陀仏にはならないように。
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白雲抱幽石。

2004-12-01 | 日日是好日。
本当のところどないやねん。腹割って話しょか。

あの石頭やろう。どたまかち割ったろか。頭ん中覗いてみたいわ。

心苦しいことではありますが。心を開いてくれません。


人は、自分にとって本当に大事だと思えることについては、なかなか口から出てきません。
割る。覗く。開く。出てこないものには、アプローチが必要になります。
腹(本能)、頭(思考)、心(感情)で人は生きるといいます。
また、自他共にオープンな自分から、人には隠す自分、気付かない自分、誰も知らない自分、という自分があるともいいます。

人を知るということと、自分を知るということ。
自分を真正面から見据えられると、人を知る手がかりが掴めるかも知れません。
「あほう!わしはまだ酔ってないわい」
なんていうのは、かなり酔ってないと言いませんしね。

真っ白な雲が天高く、幽玄なる魂の意思を抱いている。
人はみんなそんな情景を己の中に持っているものだろう。

ま。見える、聞ける、味わえるといった現実の事は、真実と呼べるようなものじゃない場合だってあるだろう。ということですか。

みようとしなければ、なにもみえない。
きこうとしなければ、なにもきこえない。
あじわおうとしなければ、なにもあじわえない。

からっぽ。
腹に一物 頭に計算 心に好悪 財布に金

こわいものは なにもない
南無煩悩大菩薩。
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