南無煩悩大菩薩

今日是好日也

兎角の浮世。

2011-10-12 | 世界の写窓から
(original unknown)

いづことも

花の色香に違いはなくて

花見る人に違いあり

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感じる力強さ。

2011-10-11 | 意匠芸術美術音楽
(村山槐多/信州風景-山-)

う~ん。力強い禿げヤマダ。

こういう力強さは、内証に滾(たぎ)るものがないと画けないように思う。


話は変わるが、新聞によると、著名なデザイナーのフェンディさんは、「ノットチャリティ、ジャストワーク」をうたっている。一時の施しより手に職をという意味だそうだ。

そういえば、ボディショップの創業者の確かアニータさんだったと思うが、「ノットエイド、ビートレード」、つまり、助けるより取引を、と言うような事を言っていた。

古くはある哲学者が、「魚を与えると、その日の空腹は満たせる。でも魚の釣り方を教えると、一生食べていく事ができる」というようなことを述べている。

力強いものとは、そういうことだろうと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

福徳の風俗。

2011-10-08 | 意匠芸術美術音楽
(達磨図/中原南天棒禅師)

人間、長くみれば、朝(あした/未来)を知らず、短くおもえば、夕(ゆうべ/過去)におどろく。

されば、天地は万物の逆旅(げきりょ)。

光陰は百代の過客、浮世(ふせい)は夢幻(ゆめまぼろし)といふ。

時の間の煙、死すれば何ぞ、金銀も瓦石(いしかわらげ)もおなじこと、黄泉(こうせん)の用には立ちがたし(あの世に行く役には立たず)。

然りといえども、残して、子孫のためともならぬ。

ひそかに思うに、世にあるほどの願い、何によらず、金銀にて叶わざる事、雨が下(天下)に五つ(地水火風空の五輪よりなる肉体生命)有。

それより他はなかりき。

是にましたる宝船の有るべきや。

見ぬ嶋の鬼の持ちし、隠れ笠、隠れ蓑も、暴雨(にわかあめ)の役に立たねば、手遠き願いを捨てて、近道に、それそれの家職を励むべし。

福徳は、其の身の堅固に有。

朝夕、油断する事なかれ。殊更、世の仁義を本として、神仏をまつるべし。

是、和国の風俗なり。

-井原西鶴「日本永代蔵」より-
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実力主義。

2011-10-07 | 世界の写窓から
(original unknown)

時の権力者でもあった、鳥羽僧正は晩年、

弟子たちからその遺産を如何に分配すべきか遺言したまえ、と再三要求されたといいます、

そこで、硯と紙を持って来い、といって遺言状を書きました。

それによると、

「処分は腕力に依るべし」

-「古事談」より-


肝っ玉母さんが、おいおいにして有力な子息を産出する事が多いのと、なにか共通している気がする。

実力主義には或意味の豪放磊落さがいる。
細部を取り繕わなければならないようなものは、実力者とは言わないようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建て前。

2011-10-06 | 世界の写窓から
(original unknown)

ヘルメットは何の役にも立ちませんが、被ってなかったら、何かのときに保険がおりませんからねぇ。

へんちくりんなことになってます。


してもしなくてもおなじことながら、

してもいい事はなにも無いが、しなければ不利益をこうむることがあります。

そういうときは不本意ながらも、お愛想とか、お追従とか、お世辞とか、の建て前も使ってみましょう。

そしてそれには、多少の誇張を忍ばせて、やんわりと批判する精神を忘れずに。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

少女はしる。

2011-10-05 | つれづれの風景。

そんなにはしるとあぶないわよ、といってもきかない。

こけたってへっちゃらだからだ。

へっちゃらとはいかなくなってはじめて、理由を考えるようになる。はしりかたを考えるようになる。

そのときが一番きく耳を持つ。

そのとき世の中のいろいろをまたひとつ、少女はしる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フェアじゃない。

2011-10-04 | 世界の写窓から
(Designed by Anton Schnaider)

スピード違反で警官に捕まった人が言いました。
「なんでですのん。みんな同じスピード出してるじゃないですか」

警官は答えました。
「おまえはあほか。釣りに行って、そこの魚全部釣ろうと思うか?運の悪いのが数匹かかりゃそれで充分だ」

そんな笑い話をおもいだしました。


万民にフェアとはいかない世の中。
たまには毒づいたりしたくなるときもありますわなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やってみなはれ。

2011-10-03 | 意匠芸術美術音楽
(source)

敢闘(チャレンジ)精神を発揮するには、

自分が抱える不安を認め、身近な人間に間違いを打ち明け、言い訳をくどくど並び立てず、ささいな失敗でもそれを認めることが重要です。

そうそう、人の顔色なんか気にせず、やってみなはれ、気持ちよく、

ジャスト、ドゥイッツ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泣くも笑うも人生だ。

2011-10-01 | 世界の写窓から
(original unknown)

古いアラビアの格言には、
「これは汝の世界であるから、そのなかに汝自身を見出すだろう」とある。

しかし、おなじところで、かたや大泣きかたや大笑い、

なんでそうなるかはわしゃ知らん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする