南無煩悩大菩薩

今日是好日也

色眼鏡。

2013-04-05 | 世界の写窓から
(Georgia Frost/Photo by Miles Aldridge)

このモデルさんは赤と緑の色眼鏡をかけているので、多分黄色っぽく見えているはずだ。

教えられなかったら、彼女は自分が掛けている眼鏡が何色でできているかわからないかもしれない。

色素と違って、光は重ねるほど無色に近づく。

白という色は、何もないのではなく逆で、色光を全て混ぜ合わせてできる。つまり「なんでもあり」の結果だ。

光の法則からいくと、清純とか純白ということが、また違った意味を持つ。
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三つ目の鬼門。

2013-04-04 | 酔唄抄。

この服は、ニュー ウーマン シースルー オープンワーク レース ディープ ブイネック チュニック トップス ミニドレス カジュアル。らしいがなんのこっちゃちっともわからん。

暖かくなってくるとこんなわざと透かせた服をよく見かけるようになる。

このあいだも服が透けて下着が見えていた女性とバーで一緒になった。私は普段は無口だがハイボール3杯目位から浮かれてくるので、つい調子にまかせ、「そういう服の時は見せてもいい乳バンドをするのですか?」と聞いてみた。

だが聞こえていたはずなのに、彼女からの返事はなかった、軽く無視されたのだ。

私は「あ。シー・スルー」

と浮かんだが、本格的に嫌われるとまずいのでそれは云わないことにした。3杯目には魔物が潜んでいる。
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化粧

2013-04-03 | 意匠芸術美術音楽
(photo/unknown)

「あなた、女は何故化粧をするのかご存知ですか」

「知らないね。ただ自己顕示欲とか、他人を誘惑するための手段じゃないのかね」

「違うわ。謙譲、へりくだりなの。素顔で人にあえるような存在じゃなく、それでは相手に失礼だと思っているからよ」

映画「他人の顔」は、事故によって顔面に醜い火傷を負い「顔」を失った男が、「仮面」を作成し、自己回復のため妻を誘惑しようとする物語。
その中で、さだかではないが、先のような男と妻の会話が出てきたように記憶している。

素顔を失くし仮面を欲する男とあえて素顔を晒すまいとする女の会話が、みょうに記憶に残っている。
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集まれば形を成すもの。

2013-04-02 | 意匠芸術美術音楽
(design/unknown)

「ティッピングポイント」と呼ばれる時がある。

水蒸気が雲として凝結するように、空(くう)から何かが急に出現するように感じるある分岐点、飽和点、転換点といったことを指す言葉だと理解している。

何かが変わる「時」それは必ずやってくる。

空気を押しているような、手ごたえのないことでも、毎日毎日続け、行いながら待つことに飽きなければ、それは突然やってくる。
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