バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

スケッチ日和

2008-10-17 07:10:19 | 
 絵の会。
 二度目の外描き。現地集合し公園内をグルグルとポイント探して歩く。
 建物を入れた風景に挑戦したいと思い、木陰のスポットに決定して、スケッチをとりはじめると。
 10時過ぎた頃に人の数が増えてきた。「前を失礼しまーす」と言って別のグループが斜め前のベンチに集まりだした。一人おしゃべりなおばさんを含んでいる。自分なりのスポットだと思ったけど、人気のアングルだったらしく後ろにも点々と人が集まりだした。皆、連日描きにきていますって雰囲気の人で、思い思いに描き始めるが、油はいなかったね。本当はトイレの前が一番良いと思ったけど、それは避けようと場所をずらしたけど、水彩画の人たち、数人トイレ前に陣取っていた。視点はマイナーを自負しているけど、絵の視点はミーハーだということですね。
 建物をズームして描こうとスケッチするが、どうにも収まりが悪い。ちょうど後ろを通りかかった先生に確認すると、せっかくの風景なのだからもっと広くとらえた方が良いとのアドバイスを受け、建物を中央におき横に広がりのある構図に変えた。「建物を望遠鏡で覗いた様に描いてしまう。たいてい初心者はやっちゃうんだよね」だって。描き方もミーハーということでした。
 ベンチの水彩画グループはひとしきりおしゃべりすると,ちりぢりになり、一人おしゃべりおばさんだけが残った。不思議なことに,風景を背にして,ベンチに画用紙置いて黙々と描いていた.塗り絵やるみたいに。いろいろな技法があるのですね。私としては,風景を横ワイドに収めたおとなしい構図で,なかなか気持ちはいらないでいたけど,描いているうちに建物の壁に入り込んでいった。ようやくイメージが沸き,面白くなってきた頃、再度ベンチにグループが集合し,解散。ハヤッ。水彩画は準備に時間がかからないだけに,片付けも素早く,無許可の露天商が店じまいするみたいにいなくなりました。
 みんなと外でお昼をとり,入れたてコーヒーを飲み,なかなかのスケッチ日和でした。
 さすが超初心者.失敗したーと思ったのは、木の下だったので虫が落ちてくるのです。なんとなく全身かゆいような気がしてきた。そういえば誰も木下で描いていない。どこか遠くで描いている先生が、時折アドバイスに巡回する。その先生がいなくなるとすぐに、別のアドバイザーがやって来た。「ここで二日目ですか?」具体的にどうしなさいと教えは説かなかったけど、先生風に感想言って立ち去った。そうしてグルグル公園内を回っている様子だった。おもしろい。奥が深い。