バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

もうこれくらいで勘弁してほしい

2011-03-12 21:34:27 | ライフスタイル
 大変なことになりました。その日のバネの準備をして、布団を取り入れようと二階に上がったところでユッサユッサとやってきた。いつものように軽く終わると思いきや、いつまでも揺れている。こんな経験初めて。揺れが収まり外に出ると、近所の人も皆出て来た。連続で揺れがやって来る。揺れるけど、バネに戻り、本日休講と一斉メールだけを急いで入れる。了解の返信が数人からしか来ない。無事連絡できたのだろうか。少々不安が残るから電話で回そうと思うが、もうこの時点で通じない。そうこうしているうちに電車が止まったために帰宅難民となった高校生を送る。16号は大渋滞。ナビは真っ赤っか。それでも裏道探しながらなんとか柏に到着。帰路も真っ赤っか。送り届けた先のお母さん曰く、近くの大型スーパーは買い占めにより品物なくなっているから早めに閉店になったとの情報。「食料買ってある?」って心配される。ない。「これしかないけど、食べながら帰って下さい」って高校生から飴渡された。帰りにコンビにに立ち寄ると、やっぱりめぼしいものは売り切れていた。何より水はどこにも売っていない。
 前日地震の学習した。震度とマグニチュードの違いは?とか、震度は最高7であるってことも確認し合った。でも実際は7なんて滅多にあることじゃないよと話した翌日のことだった。前にもそうだった。地震の勉強した翌日沖縄で地震があった。震源地までの距離とか初期微動継続時間等を算出できることも大事かもしれないけど、難しいことは専門家の先生に任せるとして、我々は災害への対策、日頃の備えについての学習と実践の方が大事だと実感したのです。
 しかしどんなに学習したとて、万全の対策をしたとて、自然の力の前に人は無力であることを目の当たりにし声も出ません。こんなとき、「でいだらぼっちのでいらんぼう」がいれば、海岸で手を広げて押し寄せる波をせき止めてくれただろうに。どうかこれ以上被害が広がりませんようにと願うばかりです。