バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ノボさん,読書中、ぞなもし。

2017-10-05 10:35:52 | 旅行
愛媛県で開催されている国体。さぁ、応援行くぞと思い立ちまずはホテルの確保と思ったが、松山市内全く取れない。主催者が選手、関係者分を押さえているからしょうがない、そのうち開催が近くなればキャンセルが出るでしょうと,とりあえず航空券とレンタカーは確保。
さて、なかなかホテル確保できないままたびたび予約サイト確認すると、予約可能なのは、ん? マジ? と思えるほど強気価格設定しているビジホか、ドミトリーのみ。
 
ドミトリーってどうなんだろう。
袖すり合うも何かの縁と「ひよっこ」のノリで楽しめたかもしれないけれど,ちと自信がない。高速バスみたいに一睡もできないかもしれない。
しょうがない、行けば何とかなるかな。ホテル取れなければ,最悪日帰り温泉で深夜まで過ごし,車中泊でもするか、などと構えていたら、先日ふいっと適正価格のホテルが確保できたので,これにて一安心。

宿泊が確保でき安心した今すべきことは・・・。

長崎から帰ってから遠藤周作の「女の一生」を読み、これは行く前に読んでおけば良かったと痛く後悔したので,今回は事前に松山に関する本を読んでおこうと思った。

松山と言えば「坂の上の雲」でしょ。しかしこれは取りかかるにはちと重たい。
で選んだのは、伊集院静の「ノボさん」。
正岡子規の青春を綴った小説。副題が「小説正岡子規と夏目漱石」とあるとおり、漱石のことも一緒に楽しめるお話。

Kindle版でないから布団の中に潜ったり寝転びながら読めない。眼鏡がじゃま、さりとて外すとよく見えないと悪戦苦闘しながら少ーしずつ進み、ようやく上巻終盤。


バネ生にまだ上巻だと言うと「だめじゃないですか、せんせい」

そう、だめです。間に合わない。でも途中だけど十分松山楽しめそう。
それはここまでで正岡子規の人柄がわかったから。
また漱石への小説の理解も深まった気がするから。

いつも大会で出かけると体育館缶詰だから、実際はどこにも行けないかもしれないけれど,知っていてその土地に行くだけでも違うぞなもし。



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