バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

男女差より個人差?

2010-02-12 07:34:01 | Badminton
 祭日でいろいろやる事あったけど,タイミング的にフォーム作りのだめ押ししておきたかったので午前中川間ジュニアを入れる。明日は何の日?って聞くと,「えーっと、ケッコンキネンビ?」などとナイスな受け答えする小学生だけに、タイミング外すと0あるいはマイナスに戻るような気がしていた。まず子どもがアップしている間にチャチャッと仕事を済ませてしまおうと思いプリントを広げる。素振りに入るまでに終えたいので短時間集中作業なのに、「キアイダー」が始まり騒音で集中切れそうになる。なかには静寂よりも騒音のある方が集中できるという人がいてテレビつけながら勉強したりするけど,自分としてはちょっと考えられない。本当に大事な時は静寂が欲しい。例の「キアイダー」は数回で終わったから、うるさい!って言いたいオーラが伝わったのか、それとも子どもだってアップに集中したから声ださなかったのか、そのどっちでもないと思うけど。
 ちょうど素振りが始まる頃に作業終了し、ではどんな感じかなと見ると、やはりバラバラ。武道には全く明るくないけど、武道に型がある様に、バドミントンも型があるべきではないかと思う。型通りにはいかないし、逆に臨機応変に体を使える方が良いのだろうけど、初心者に好きに打たせていると、とにかく遠くへ飛ばすべしになってしまう。だから最低限の型を最初に仕込まないといけないと思う。何かを説明する際、理解プロセスに男女差があるので、どちらにもスッキリ伝わるようにするために映像に結びつく言葉の表現を心がけている。例えば、オーバーヘッドストロークの時の左手は二階のカーテンを開けるように回す、等の説明。こう言うと、「カーテン閉まっていません」って言い出す子もいるし、閉まっているカーテンの方に向かって素振り始めるから、子どもは手強いけど分かり易い。面白い事に、デフォルメした言葉で説明しないと伝わらない子がいる一方で、逆にぎこちない動きになってしまう子もいる。ギコギコとしたピノキオ動きになっている。これはたいてい女子。理解を助けるためのデフォルメ部分だけがインプットされて、変なフォームが固定してしまう子もいる。これも手強い。一度納得して入ってしまうと、なかなか矯正できない。どういうわけか、これもたいてい女子。どんなに説明しても、全く矯正の兆しが見えなかったり、周りが黙々やっているのに終始おしゃべりしている。「早くうちてえんだよ」って顔面で主張している。ほら誰もが目に浮かぶと思うけど、これはたいてい男子。

先生の振り返り学習

2010-02-09 12:24:54 | バネ
 小学生が苦労する算数単元の一つが割合。百分率や歩合を小数に直し計算するところまで指導し、値段の問題に入る。2割引きはいくら等。「そうそう,これ、知りたかったんだよね。」マックスバリューで買い物している時,2割引ってシールついていると一体いくらなのか知りたかったのだと言う。だから感謝デーとかで5%引きって言っているけど、実は「へー」な金額でしょ、というと何となく分かったような顔。理論的には分かったところで問題をやってみると,実際は2割の金額を計算するのに夢中になって、それをもとから引く事を忘れている。ましてやいきなり0.8かけるという方法は,理解に至らなかった。
 さて後日復習をしましょう、ということで 第一問 18.3%を小数にしましょう。とりあえず基本を確認し,値段を求める問題まで持っていこうと思ったら、「あれ,小数ってなんだっけ?なんだっけ、なんだっけー?」とピンチ顔になっている。何言ってんだろうと近づいて確認すると、そういうことか。18.3という数字そのものが小数なのに、なんで小数にしないといけないのか、という事は小数って別の形のものなのか、と不安になったらしい。
 愕然。こういうところで引っかかるのか。第1問に18.3を持ってきたミス。子どものわからないが,わからない先生になっていた。どこで迷うのか,どこで間違えるのか。小中学生のミスポイントをあらかじめ丁寧に説明したり、あるいはわざと失敗させて定着を図ったりと、バネ流指導法で経験と勘で流れるようにやってきただけに、忘れていた視点があった。もう少し丁寧な指導を心がけないといけないということです。
 先日のサタデークラブで,サタクラ生といえども本格的指導を導入しようと一念発起し,ジュニア指導と同等の事をやった。すると足の入れ替えができない。素振り段階なら何とかなるけど,打ちながらでは「分かっているけど,右足前に出ません。」と叫びながら打っている子がいた。ジュニアだけ見ていると、できない感覚を忘れてしまうのです。

コナラの剪定

2010-02-09 00:24:22 | ガーデニング
 庭のコナラの枝おろしをする。小さな芽が出始めているから、もう遅いんだけどね。剪定のコツってよくわからないから,バンの散歩の時に近所の樹を見ながら歩く。思いっきりよくパッツンしている樹もあるから,あれくらいやっちゃってもいいんだということで、今回はうちも思いきりよくいく予定で脚立に登る。左の腕を幹にからませ,脚立上でつま先立ちになりながら右腕一本でのこぎりギコギコしながら切る。以前パッツンしたところから放射線状に何本もの枝がからみながら伸びているから,間引く枝を遠くから眺めて決め,脚立に登るとどの枝かわからなくなってしまう。だからまた降りて確認。そんなこと何度も繰り返しながらドサドサと降ろしていく。いつもそうなんだけど,庭で仕事しているとバンははりきって足下にまとわりつく。「俺だって」と何か手伝うつもりなのか、ダーッと穴掘っている。おいおい,脚立の周り掘ったら危ないよ。枝落ちるからどくようにと言ってるのに、もう少しで枝垂直に直撃だよ。そうこうしてようやく予定の半分くらいいったあたりで,突然疲れを感じる。日頃使わない箇所酷使したから,明日筋肉痛だね、きっと。

風の中を走る子ども達

2010-02-08 07:04:22 | Badminton
 恒例となっている関宿城マラソン大会。昨日も突風の中,何食わぬ顔で行われました。きちんと申し込んでいるはずなのに,去年に引き続き同じ名前に間違えて登録されている子がいたけど、ジュニアチーム単位で申し込むから、「どうせ去年と同じだべ」って感じでプログラムコピペしているんじゃない。
 大人すら風に体が押されそうな程強い風なんだから、こんな中走るのたいへんだ。3年生までは1キロ,上級生は2キロ。行きは追い風,帰りは向かい風。見ているだけでも大変。風に飛ばされた草が唇に張り付いたり,目にゴミ入ったり、風に流されて隣の人の声聞こえないし。何より8時に集合してから最初のレースまでの約2時間。居るとこないし。
 レース後,持久走とバドミントンどっちが大変かと聞くと,持久走にバラバラと手を挙げる。だよね。ほんと外の競技は過酷です。夏の体育館の暑さも捨てがたいけど、風に押されている今はこの風に軍配。それぞれ競技にはそれなりの苦労があるけど,外の競技はこういった自然との戦いもあるんだから、精神鍛えられますね。
 レース後体育館に戻り練習。大声出さなくても話できるし、荷物飛ばされる事ないし。100%練習だけに集中できる環境であることを,改めて認識です。

壁塗り替え

2010-02-04 14:23:03 | ライフスタイル
 寒い日が続いています。先日配布した全小の文集、「心から心へ 追加下さい。」とメールが来ました。一瞬何のことか?だったけど、そうか文集のタイトルだ。文集下さいじゃないところが洒落ていますね。洒落ているといえばうちの壁。配色にこだわり、いろいろお願いした結果、かなりいい感じ。壁っていうのは好きな色にすればいいってモンじゃなくて、景色との調和も大事なんですね。色を決めるにあたりあちこちの住宅街見て回りました。それにより流行がわかり、また何か基準かもわかり、そして決めた色。庭の木々とのバランス、庭におっ放しているバンとの調和。春の芽吹き、新緑とのハーモニーも楽しみ。

長所と短所

2010-02-03 07:10:06 | ライフスタイル
 転ばぬ先の杖で,全小前にスタットレスにはきかえておいたマイカー。そしてついに降雪。ようやく出番となったその朝、結局チャーに貸す。そして駐車場に残った車は,ステーションワゴン。
 普段軽乗っていると、普通車ってホント運転しにくい。いつもならかるーく曲がれる所を大きく曲がったり,一度切り返したり。加速はいいけど,小回り効かないねー。大きな身体の人っていつもこんな感じなのかね。以前うちに居た下宿人は身長190センチだったから、普段私が使わない高さの棚が目の高さにあったりして、いろいろ生活の視点(文字通り)が違うのです。バネの蛍光灯交換なんか椅子使わないで出来ちゃうんだから。身体のサイズが違うと各所で生活実感も違うんだろうね。炭酸飲料好きで,買っておくといつの間にか飲んでしまうから,冷蔵庫の上に置いて隠したつもりが、なんとそれが彼の目の高さだった。次ぎはフツーに床に置いておいたら,何日も発見されなかった。
この場合,大は小を兼ねるというわけにはいかないのです。

棚からぼたもち

2010-02-01 14:43:21 | Badminton
 日曜は野田ジュニア新チームとなっての初の練習試合。
 わざわざ遠方より来て頂いたうえに、当方収穫ありでした。
 このチームの指導者は信念を持ち徹底指導しているとみえ、子ども達はお手本通りのフォームをしていた。以前はフォーム指導をしつこくしたけど、用具の軽量化やルールの変更、そして科学の導入かなんかでいろいろ変わってきている。だから変わることが正しいみたいな風潮に左右されていた。なのにこのチームは、以前目指していたあの打ち方を、何人もの子ども達がしている。逆に新鮮。そうそう、これこれ。
 いろいろ勉強になりましたと帰り際にお礼を言うと、「いいえこちらこそ、いろいろ参考になりました。」とお世辞だと思うけど言われた。参考になったことといえば、ポップコーンレースと突然鬼で遊びながらのトレーニングあたりかな?