バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

先生の振り返り学習

2010-02-09 12:24:54 | バネ
 小学生が苦労する算数単元の一つが割合。百分率や歩合を小数に直し計算するところまで指導し、値段の問題に入る。2割引きはいくら等。「そうそう,これ、知りたかったんだよね。」マックスバリューで買い物している時,2割引ってシールついていると一体いくらなのか知りたかったのだと言う。だから感謝デーとかで5%引きって言っているけど、実は「へー」な金額でしょ、というと何となく分かったような顔。理論的には分かったところで問題をやってみると,実際は2割の金額を計算するのに夢中になって、それをもとから引く事を忘れている。ましてやいきなり0.8かけるという方法は,理解に至らなかった。
 さて後日復習をしましょう、ということで 第一問 18.3%を小数にしましょう。とりあえず基本を確認し,値段を求める問題まで持っていこうと思ったら、「あれ,小数ってなんだっけ?なんだっけ、なんだっけー?」とピンチ顔になっている。何言ってんだろうと近づいて確認すると、そういうことか。18.3という数字そのものが小数なのに、なんで小数にしないといけないのか、という事は小数って別の形のものなのか、と不安になったらしい。
 愕然。こういうところで引っかかるのか。第1問に18.3を持ってきたミス。子どものわからないが,わからない先生になっていた。どこで迷うのか,どこで間違えるのか。小中学生のミスポイントをあらかじめ丁寧に説明したり、あるいはわざと失敗させて定着を図ったりと、バネ流指導法で経験と勘で流れるようにやってきただけに、忘れていた視点があった。もう少し丁寧な指導を心がけないといけないということです。
 先日のサタデークラブで,サタクラ生といえども本格的指導を導入しようと一念発起し,ジュニア指導と同等の事をやった。すると足の入れ替えができない。素振り段階なら何とかなるけど,打ちながらでは「分かっているけど,右足前に出ません。」と叫びながら打っている子がいた。ジュニアだけ見ていると、できない感覚を忘れてしまうのです。

コナラの剪定

2010-02-09 00:24:22 | ガーデニング
 庭のコナラの枝おろしをする。小さな芽が出始めているから、もう遅いんだけどね。剪定のコツってよくわからないから,バンの散歩の時に近所の樹を見ながら歩く。思いっきりよくパッツンしている樹もあるから,あれくらいやっちゃってもいいんだということで、今回はうちも思いきりよくいく予定で脚立に登る。左の腕を幹にからませ,脚立上でつま先立ちになりながら右腕一本でのこぎりギコギコしながら切る。以前パッツンしたところから放射線状に何本もの枝がからみながら伸びているから,間引く枝を遠くから眺めて決め,脚立に登るとどの枝かわからなくなってしまう。だからまた降りて確認。そんなこと何度も繰り返しながらドサドサと降ろしていく。いつもそうなんだけど,庭で仕事しているとバンははりきって足下にまとわりつく。「俺だって」と何か手伝うつもりなのか、ダーッと穴掘っている。おいおい,脚立の周り掘ったら危ないよ。枝落ちるからどくようにと言ってるのに、もう少しで枝垂直に直撃だよ。そうこうしてようやく予定の半分くらいいったあたりで,突然疲れを感じる。日頃使わない箇所酷使したから,明日筋肉痛だね、きっと。