ヤマハ専門に、30年間2輪業界に在籍、主にVmaxの整備中心です。意見感想は、個人主観です。連絡先はカテゴリに有ります。
PrivateFactory ベイカーズストリート V-max Garagename Right-arm ライトアーム


★2014年2月20日付で、VMG大原は、退職いたしました。

★勤務先:Right-arm 
ホームページアドレス:http://www.right-arm.jp/←※クリックでホームページ出ます。
 〒202−0014 東京都西東京市富士町5−1−17 ←※クリックで地図出ます。
 ℡:042−497−6758 
お電話を頂く場合は、営業日の営業時間内でお願いいたします。

 定休日 毎週月曜日 営業時間:AM11:00〜PM20:00
※月曜日が祝日の場合、定休日は、火曜日に振替になります。

 作業担当 ヤダ マサオ(矢田 正夫)

★オリジナルパーツ発売中  ★Vmaxデモ車製作日記  ★質問コーナー
 
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色々あった2020年もあと3日となりました。今年は、ご来店頂きありがとうございました。年末年始の休業ですが、12月29日~1月4日になります。ご質問や、コメント等は、本年度の受付は終了していますので、来年、1月5日以降にお願いいたします。みなさん良いお年をお迎えください。

 

2020.12.28 ヤダ



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旧型Vmaxのお客さんは、長く乗っている方が多いので、時々旧型Vmax同士の車両入れ替えが発生します。ある程度カスタムをされた車両で、走行距離が延びて、各部痛んできた場合で、程度の良い距離の少ない中古車を買ってきて、今までの車両からカスタム部品等を新しい中古車に移植することがあります。組みかえると最終的に、見た目は同じで、フレームとエンジンをリフレッシュした車両になります。以前の車両はノーマルに戻してお客様が売却することになります。

  

常連のお客様が新しい中古車をお持込になり、ベース車両として部品を移植する作業でお預かりです。部品移植を始める前に、コンディションレベルチェックパックで現状把握から行います。劣化した部分があれば、先に修理を行う予定です。外装を外して点検から始めます。

  

エンジンオイルの種類は不明ですが、納車前に交換したばかりだということなので、点検のみです。エンジン始動前と始動後の油面です。

  

パイロットスクリュー部の圧入栓が入ったままなので、抜いてから点検調整です。他店でキャブレターを外したようで、アクセルワイヤーのステーが曲がっています。修正しました。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうですが、交換時期が不明なので、後ほど全量交換です。

 

バッテリーは、純正で点検のみです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

タイヤは、前後ダンロップで、新しいです。フロントブレーキローターは、社外品で、旧型Vmax用ではないので、ボルトがフォークに当たっており、後程交換です。リアブレーキ回りは、そのまま使用します。

  

Vブーストジョイントのバンドを締めすぎてゴムが切れているので、後程交換です。

  

リアサスは、プログレッシブ製のローダウンショックですが、後程交換です。

  

社外品のフォークガードが付いていますが、オーナーのご希望により取り外しです。

  

リアホイールのカラーですが、車体右のベアリング外側のカラーが表裏反対です。後ほど修正です。ガソリンタンク内部はサビもなく平気そうです。

  

 

フルードは、直近ではないですが、交換されているようです

 

  

エアクリーナーは、ヤマハ純正の新品でした。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので平気そうです。

  

プラグキャップとコードは、新車時の部品です。スパークプラグは、純正でしたので、後程交換です。

  

フロント側にエンジンハンガーがついていたのですが、この部分は、ラバーマウントでさらに隙間ができておりエンジンが遊んでいるので、純正に戻します。エンジンの重心位置からいうとエンジン前部上側とエンジン後下側のマウントが重要かと思います。

 

一旦この状態で、最終チェックと試乗です。大きな問題は無いので、この後、部品の移植に進みます。

  

フロント周りは、移植部品が多いことと、フォークオイルの交換があるので、分解です。クーラントは、全量交換とL字パイプの交換をご希望でしたので、クーラントを抜いた際に新品交換しました。

  

キャブレターは他店で分解されていますが内部点検と今回純正マフラー加工を行ったので、セッティング変更もあり、分解組立、同調になります。キャブレターを外したので、この間にVブーストジョイントのゴム4個交換です。今回交換した部品類です。

 

ハンドル周りやメーター―回りは、新旧の車両の部品を組み合わせて再構築です。

 

最終チェックと試乗です。フロントブレーキローターは、お持込の純正中古に戻しました。スイングアームは、ロイヤルスター加工品がついていたので、純正を溶接加工し交換しました。リアサスは、オーリンズに交換です。その他、部品を戻して、無事納車になりました。

2020.11.28 作業担当 ヤダ(矢田)

 

お客様が手持ちの部品を装着した際に、一部組み合わせで不具合があったので、調整しました。一旦完成だと思います。

2020.12.22 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 

 



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今年は、例年になく忙しくガレージでの営業は、12月28日で年末年始の休業に入りましたが、事務仕事を行っています。来年の営業開始は、1月5日からの予定です。よろしくお願いいたします。

  

車検と整備でお預かりです。エンジンオイル、オイルフィルター ギアオイル交換中です。

  

クーラントは、エンジンオイル混入や漏れ等は無さそうなので、全量交換のみです。

  

クーラント全量交換中です。スパークプラグは、NGK製イリジウムプラグです。点火系が逆車のノーマル状態では使用に適しませんが、この車両は、逆車がベースで、イグナイターは国内仕様、オリジナルイグニッションコイル、イグニッションブースター等に交換していますので、イリジウムプラグでも使用可能です。

  

エアクリーナーは、K&N製ですので、洗浄です。ダイヤフラムは、回転や作動不良は無いので平気そうです。

 

バッテリーは、点検と補充電のみです。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

前後ホイールは、PVM製のマグホイールで、今回、前後タイヤ交換です。ダンロップ製ロードスマート4です。

  

前後キャリパーは、点検清掃のみです。

  

フロントフォークオイル交換中です。ダストシールとトップキャップのOリングも交換しました。

  

  

  

フルードは、フロント&リアブレーキ、クラッチの3か所とも交換です。

  

今回交換した部品類です。車検は多摩陸事です。

 

最終チェックと試乗です。今回は、特に修理は無く、タイヤも含め消耗品交換のみです。無事納車になりました。

2020.11.07 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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中古車を購入されてコンディションレベルチェックパックを受けられた方は、状態によっては、数回に分けて修理を行うこともあります。ただ、ひと通り整備したあとは、標準状態に近く戻るので、後は、消耗部品の交換程度になることが多いです。

  

クーラント漏れ修理と部品交換でお預かりです。外装を外して作業に入ります。

  

クーラントは、エンジンオイル混入は無さそうですが、サーモスタットのフタのOリング部より漏れていますので、周辺も合わせて修理です。

  

クーラントを全量抜き、パイプ類や、O リング類の交換です。

 

お客様お持込のバッテリーです。当店で販売はしていませんが、お持込での交換は行っています。

  

エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

  

  

前後ブレーキパッド交換です。今回交換した部品類です。

  

最終チェックと試乗です。クーラント漏れチェックとブレーキチェックです。前後パッド交換ですので、ブレーキの効きが甘いです。無事納車になりました。

2020.11.12 作業担当 ヤダ(矢田)

 

 



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バッテリーですが、大まかに言って旧型Vmaxに使用されている種類は3種類で、秋月電子扱いの台湾製バッテリー、各種ゲルバッテリー、各種MFバッテリー、液式バッテリーです。密閉式バッテリーは、構造上内部配線断裂(突然死)が発生すると全く作動しなくなります。個体差もありますが、走行しての充放電だと満充電にならないことが多いので、たまに補充電で満充電にした方が寿命が長くなることが多いです。ただ、ガレージ等で充電器を常時繋いでいると、充放電を繰り返すので、場合によっては、寿命が短くなることもあります。

  

バッテリーの突然死でレッカー入庫です。新品交換なので、バッテリーを外してしまいます。

 

 

外したバッテリーを一応点検です。内部断線しています。

  

新品バッテリーを搭載し、点検です。エンジン始動前と始動後(ヘッドライト消灯時)の電圧です。充電系は平気そうです。

 

都合上、試乗に行けないので、ガレージ前で撮影です。無事納車になりました。

2020.11.14 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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年式の古い車両は、歴史があるというか、新車時から時間がたっているので、過去に何らかの修理が行われている場合が多く、正しく修理が行われていれば問題無いのですが、修理の際に、合わない部品を使用したり、組み付けに問題があったり、不具合の原因を特定できず、関係の無い箇所の部品を交換していたりした場合、再度、修理が必要になったり、余計に悪化する場合もあります。

  

エンジンオイル交換とクラッチフルード漏れ、配線点検でお預かりです。クラッチレリーズを交換する前に、エンジンオイルを交換してしまいます。

  

修理をした場合、試乗をすることが多いので、最低限の点検は行います。リアタイヤの空気圧を点検していて気が付いたのですが、エアバルブキャップが社外品で、純正キャップの場合は、丸いゴム板が入っているのですが、Oリングで代用してあり、さらに最悪なのは、締めこんだ際に、Oリングがバルブ側に入ってしまい、バルブを少し押していてエア漏れの原因になっていました。社外品のエアバルブを使用する場合は要チェックです。クラッチレリーズを交換中です。ほとんどの場合、プッシュロッド部のオイルシールも同時交換しています。オイルシールが劣化するとエンジンオイルが漏れるので、2度手間になら無い様にしています。

  

フルードは一度完全に抜くので、新品フルードで、エア抜きです。グリップヒーターが使用出来無いので、配線点検です。バッテリー部の電源取出し部のリレーが作動していなかったので、修正し、グリップヒーターのスイッチ部までは電源が来るようになったのですが、スイッチから、グリップ側に出力されないので、スイッチがダメだと思います。

  

リアブレーキスイッチのステーの角度がおかしくブレーキを踏んでもスイッチが作動しないので、修正しました。シフトペダルのゴムとシフトリンクのカバーを交換し、グリスアップしました。

 

今回交換した部品類です。

  

最終チェックと試乗です。クラッチレリーズを交換すると動きが良くなるので、クラッチレバーを握った際の感触が良くなることが多いです。シフトリンクのグリスアップを行うとシフトチェンジののタッチが柔らかくなることが多いです。無事納車になりました。

2020.11.19 作業担当 ヤダ(矢田)

 



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