水の門

体内をながれるもの。ことば。音楽。飲みもの。スピリット。

iPhone深夜便

2021年09月27日 11時11分58秒 | 時間帯にあわせて
「iPhone深夜便」というのは私の造語である。ストリーミングやサブスクが隆盛の昨今では、音楽の楽しみ方・BGMとしての利用の仕方も皆さん様々に工夫していることだろう。私はと言えば、2011年末から所属教会の礼拝説教をヴォイスレコーダー(父の遺品)で録音して、教会の[礼拝説教、メッセージ]ブログにupしており、私のMacBookの iTunes(今はミュージック)も半分以上が説教のMP3で占拠されていたし、当の説教ブログもファイルアップロード容量の上限に達してしまった関係で、私のiPhoneに同期する曲も半数近くは教会の説教音声にして、次はサーバーからどの音源を削除するか/どの音源が永久保存版かの見定めに時間を費やしており、音楽からはかなり遠ざかっていた。そういうわけで、iPhoneもApple Musicを導入しようなんて気はさらさら無かったし、今もそうである。
私は音楽を聴く時もそんなにライナーノーツは見ない方だが、聴き流していて「お!この間奏のソロかっこいいじゃん!」とか「このドラム、タイトでかっこいいなぁ」とか思ったら演奏者を確認したいし、パソコン等に依存しないで音楽を楽しみたい気持ちが強く、今でもCD派である。そうなると当然収納スペースの問題にぶち当たるし、もう中年本番という年齢にもなってきているので、この記事などにも書いているようにCDの断捨離も進め、適宜リッピングしてきた。
前置きが長くなったが本題である。私は睡眠障害があり、眠剤を服薬しているがそれでも中途覚醒などに悩まされている。以前は目が冴えた状態で布団の中にいるのが辛すぎて、キッチンへ下りて午前2時頃に新聞への短歌投稿葉書を書いたり、所属教会のクリスチャンに葉書をしたためたりしていた。しかし深夜に起きて活動し始めると明け方に眠気が襲ってきて、4時とか5時とかにベッドに戻って二度寝しないと日中に身体がもたない。だがこの二度寝が鬼門で、幻聴(時には入眠時心像まじりの)の温床になっていたのである。ひと頃私は精神科受診のたびに「幻聴が、幻聴が」と医師に訴えていたが、会員制のネット心療相談室【アフタークリニック】の主宰だった医師は私のライフスタイルを熟知していたため、ある時ぽつりと「午前2時とか3時は自律神経が一番不安定な時間帯だから、その頃に起きて活動しているのはあまり良くないんじゃないかなぁ……」と仰った。私は以来、深夜に中途覚醒しても午前4時まではなるべく布団の中に留まるようになった。そうしたら、幻聴に悩まされることが格段に減ったのである。
そうは言っても、今なお時々中途覚醒はある。でも、あまり刺激になり過ぎないよう気をつけながらiPhoneでTwitterをぼんやり見たり、iPhoneにMacBookのミュージックから同期してあるリッピングの音声などをごく小さい音量でかけたりして過ごしている。今朝(深夜)はこんなのをiPhoneで聴いていた。

音量はこんな感じ。

今流れてる曲を飛ばしたくなったら、コントロールセンターでスキップしたりもする。

実は今朝もやっと微睡みかけた4時前にうっすら幻聴が出たのだが、音楽をかけていたお蔭でメンタルがやられずに済んだ。
   *   *   *
最近の私がどんな感じで音楽を聴いているか一端を紹介した。「iPhone深夜便」の記事案は実はだいぶ前からあったのだが、(自己満足よねぇ……)と思って書かずにいた。けれど最近、Twitterのフォロワーさん達がかなり睡眠障害に参っているようなツイートを複数お見かけしたので、ご参考までに書かせていただいた。

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