“３．９Ｇ（第３．９世代携帯電話）”とは

第3.5世代（3.5G）携帯電話から第4世代（4G）携帯電話への橋渡しの位置づけで作られた携帯電話で、100Mbpsクラスの速度を実現する次世代携帯電話規格の通称です。

現在の3.5GはHSDPA（High Speed Downlink Packet Access）や1xEVDO Rev.Aという方式で数M～十数Mbpsの速度ですが、3.9Gはその10倍程度の速度です。

3GPP（注：W-CDMA方式の標準化団体）が標準化を進めている「LTE（Long Term Evolution）」や3GPP2（注：CDMA2000方式の標準化団体）が標準化を進めている「UMB（Ultra Mobile Broadband）」が3.9Gの規格に該当します。今年中には標準化作業は終了し、2009年～2010年の商用化を目指しているということです。