興味関心連動型広告は、インターネット広告の掲載手法の一種で、インターネットのサイト閲覧者の興味関心事を推測し、その結果に関連するような内容の広告を選択して掲載する方法です。
具体的には、サイト閲覧者の閲覧履歴や利用者自身が登録した年齢・性別などの情報から興味ありそうな内容を分析し、その結果にマッチするような広告を予め登録された広告の中から(オークションなどにより)選択して掲載する方法です。図を参照。
最近では、リアルタイム入札RTB(Real-Time Bidding)と呼ばれる仕組みが導入され、閲覧履歴に基づき広告枠を売ろうとするメディア企業側(入札側、SSP:Supply-Side Platformと呼ばれるシステムが稼働)と枠を買って広告を掲載したい広告主企業側(応札側、DSP:Demand-Side Platformというシステムが稼働)とを高速に(例えば、0.05秒で)マッチングさせることができるようになっているようです。
なお、「〇〇連動型広告」と呼ばれるインターネット広告には、興味関心連動型広告の他にも、「検索連動型広告」(即ち、検索キーワードに関連した内容の広告を表示)、「位置連動型広告」(即ち、スマホなどの位置情報を基に関連する周辺施設等の広告を表示)など利用されています。
関連ブログは、以下です。
・http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/7ac2d4caa2e6fabb6cb957839c51358e(“リアルタイム入札(RTB)”とは、2013.11.2)
・http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/4e2bd8d1e514ad56e222c992c203489e(“RTB(Real-time Bidding )”とは、2011.11.8)