米「タブローソフトウェア」社(2003年設立、https://www.tableau.com/ja-jp)が提供する、データ分析用ソフトウェアです。即ち、現場における様々なデータを経営などの意思決定に使えるように可視化するBI(Business Intelligence)ツールです。
専門知識がなくても簡単に使いこなせるとのことで、選択されたデータに対して最適なグラフを自動的に表示したり、マウスの操作で集計結果を様々な視点から切り替えて最適なグラフとして表示できるようです。
また、標準で60種類以上のデータ形式に対応しているため、様々な種類のデータを可視化することができるとのことです。
日本においてタブローの採用が広がりつつあるようです。「リクルートグループ」では、POSレジサービスの顧客分析などに、また、「日本郵船」は、運航線の運航の省エネ化や安全対策などに利用しているとのことです。また、「資生堂」や「パルコ」なども導入しているようです。
成熟化が進みつつある日本市場において、データ利活用の必要性が高まる中、分析を短時間かつ容易に行えるタブローの需要は広がりそうです。