楽天と西友が、2018年10月25日に、協働運営する形でグランドオーブンさせたネットスーパーです。
「ネットスーパー専用配送センターの本格稼動でお客様の利便性を向上」といったフレーズが付けられています。
我が国のネットスーパーには、ネット注文された商品を、店舗から出荷する「店舗出荷型」と配送センターから出荷する「センター出荷型」の2つのタイプがありますが、楽天西友ネットスーパーは、後者のタイプとなっています。
楽天が有する強固な会員基盤(楽天ID数約9,900万)やECの知見と、西友が有する実店舗における生鮮食品販売などのスーパーマーケット運営のノウハウ、といった両者の強みを生かして運営するとのことです。
このサービスは、(1)豊富な品揃え(即ち、カット野菜や冷凍食品など最大2万点)を有し、(2)(千葉県柏市の専用配送センターおよび都内数カ所に設置の配送拠点の本格稼動により)お客様のニーズに応える十分な配送キャパシティを備え、および(3)楽天IDとの連携が可能である(即ち、楽天IDにてスムーズに購入でき、楽天スーパーポイントも貯めたり使用できる)、といった3点が特徴となっています。16都道府県で利用可能で、配送料は一定額以上の購入で無料、それ以下では432円(税込)とのことです。
なお、楽天は2018年1月にウォルマートとの戦略的提携を発表し、その後7月にウォルマートは西友を売却する方針を決めていますが、このサービスは1月の戦略的提携の一環とのことです。
プレスリリース(2018.10.25)のサイトは、https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2018/1025_01.htmlです。