“オフショアリング（offshoring）”とは

主にコストの削減を目的として、低賃金の国外の企業などへシステム開発やデータ入力などの業務を委託することを指しています。

近年では研究開発や設計、医療などの高度な専門職種においてもオフショアリングを行うケースが見られるようです。

資本関係のない海外企業にアウトソーシング（オフショア・アウトソーシング）する場合と、海外支社・法人を設立して現地で人材採用を行い業務移管する場合の２つのケースがあるようです。

“ＴＦＰ”とは

Total Factor Productivityの略で、「全要素生産性」と呼ばれます。すべての生産要素投入に対する産出量と定義されます。

経済成長を論じるひとつの手法であり、技術進歩による経済成長増への寄与度としてよく用いられるようです。

“ベイジアン・フィルタ”とは

迷惑メール対策の一種です。迷惑メール対策としては、サーバ側に導入したフィルタを利用するものとクライアント側でフィルタを利用するものとがあります。ベイジアン・フィルタは後者です。

これは、過去に受信した迷惑メールを基にデータベースを作り、迷惑メールに含まれる単語の出現率から迷惑メール度を判断するフィルタです。

この機能を持ったメールソフトとしては、ThunderbirdやEudora、フリーなものとしてPOPFileなどがあります。

“ワンクリック詐欺”とは

これはネット詐欺の一種です。掲示板、ブログ、メールなどの中に挿入したＵＲＬをクリックさせ、詐欺サイトへ誘導させ高額の支払い請求を行うものです。サイトの作りによっては「ツークリック詐欺」と呼ばれるようなこともあるようです。

例えば、出会い系やアダルト系の内容をちらつかせて、「18歳以上」や「利用規約に同意」などのボタンをクリックさせるように誘導します。そこには小さく薄い文字で入会への同意や利用料金などが書かれています。ボタンをクリックすると、「ご登録ありがとうございます。3日以内に9万5000円振り込んでください」などの画面が現れます。

ワンクリック詐欺の対策は請求を無視することと言われていますが、最近では、それだけで済まない事態も出てきつつあるようです。最近ではワンクリック詐欺サイトの中にウイルスを送り込む悪質のものも登場しているようです。例えば、動画コンテンツを装ってウイルスをインストールさせデスクトップに請求書を貼り付けたり、盗んだメールアドレスに請求書を送りつけるなどです。

“ＶＧＡ－ＴＶ１Ｓ（サンワサプライ）”とは

ワンセグ用のテレビチューナーです。パソコンのＵＳＢ接続口に差し込むだけでワンセグ放送を楽しむことができます。ノートパソコンなら、外出先でも楽しむことができます。

ショートとロングの２種類のアンテナを装備しており、外出先と自宅で使い分けることができます。

オープン価格ですが、実勢は8700円前後のようです。

メーカのサイトはhttp://www.sanwa.co.jp/product/syohin.asp?code=VGA-TV1Sです。

“内部統制”とは

内部統制とは故意や過失に関わらず企業内に発生する不正や誤りを発見する仕組みのことです。

企業における内部統制が必要となっています。米国の企業改革法であるSOX法（サーベンス・オックスレー法、2002年に制定）に対応する日本版の法改正が2006年6月の行われたからです。

“AQUOSケータイ Ｗ51ＳＨ（シャープ）”とは

3月10日よりau（KDDI）から発売開始されたワンセグ対応の携帯電話です。オープン価格ですが、店頭では2万円台前半だそうです。

特徴は3.0インチのワイド液晶画面を採用している点です。また、ワンセグの映像を付属のケーブルを用いて家庭用のTVで楽しむことができるようです。デジタルラジオ機能も搭載されているとのことです。

報道発表のサイトはhttp://www.kddi.com/corporate/news_release/2007/0309/index.htmlです。

“フィルタリングサービス”とは

特定な条件に合うデータなどの送受信を制限するサービスのことです。

携帯電話向けのサービスは2003年から開始されています。子供が犯罪被害に遭わないようにとのことで携帯電話事業者が提供しています。コンテンツ提供会社と携帯利用者との間に規制リストを保持し、規制リストに登録されたコンテンツの転送を抑制します。

ホワイトリスト方式とブラックリスト方式の2種があります。前者は通信事業者の公式サイト以外の全てを一律規制するもので、後者は有害と認定された特定サイトを規制対象とするものです。NTTドコモは両方式を、KDDIはホワイトリスト方式を、ソフトバンクモバイルはブラックリスト方式をそれぞれ採用しています。

最近、有害ではないサイトまで抑制されるケースがあり、コンテンツ事業者と携帯電話事業者との間での綱引きが行われているようです。

“書撮り君ＭＣ（内田洋行）”とは

内田洋行から3月6日に発売された電子式のホワイトボードです。1.8インチの液晶モニターを装備しています。

ボードに書いた内容を印刷したり、USBメモリやSDカードに保存したりできます。カラー印刷可能なものと白黒印刷のものがあります。ボード面のサイズは、横1747mm×縦833mmです。

価格は22万4700円～32万5500円です。

報道発表内容はhttp://www.uchida.co.jp/tsushin/nl/nl-o/o092.htmlのサイトです。

“キューカムクール ＱＶＰ－３０ＳＶ”とは

ロジクールから3月29日に発売されたＷｅｂカメラです。オープン価格ですが、ロジクールのオンライン販売では2480円（税込み）です。

パソコンへの取り付け部分は曲げ伸ばしが自由となっており、どんなパソコンでも簡単に取り付けることが可能とのことです。30万画素のCMOSセンサーを搭載し、静止画はソフトウェアによる処理で最大130万画素の撮影が可能です。

製品発表サイトは、http://www.logicool.co.jp/index.cfm/news/JP/JA,contentid=13486,crid=34です。