“ソーラー ハイブリッド 936SH（ソフトバンクモバイル）”とは

ソフトバンクモバイルが8月14日に発売予定の携帯電話です。シャープ製です。

太陽光で充電できるソーラー式の防水型携帯電話です。折りたたみ式本体の表面にソーラーパネルが取り付けられています。太陽光で約10分間充電すると、待ち受けの場合で約2時間、通話の場合で約1分間の利用が可能とのことです。

その他、有効画素数800万画素のCCDカメラや約3.0インチフルワイドのVGA液晶画面が搭載されています。

プレスリリースのサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20090811_01/index.htmlです。

“ＩＰＴＶ”とは

家庭のディジタルTVやパソコンにインターネット経由で映像を配信するサービスです。好きな時に映像コンテンツを楽しめるVOD（ビデオ・オン・デマンド）サービスも受けられるようです。

サービスを受けるには専用の受信機が必要です。まだ、標準化されておらず、現在はその作業の途中です。標準化されると受信機を内蔵したディジタルTVも登場するものと思われます。

サービスの具体例としてNTTぷららの「ひかりTV」（2008年3月サービス開始）があります。サービス開始から契約数が50万件を突破しているとのことです。ディジタルTVの普及がきっかけになっているようです。

“Fine Pix J30（富士フィルム）”とは

富士フィルムが8月22日に発売予定のディジタルカメラです。有効画素数が1220万で、光学式3倍ズームレンズが搭載されています。厚さは20mmとスリムな本体となっています。

「パノラマモード」を使うと、カメラの画角を変えて撮影した3枚までの画像が自動的につなぎ合わされて1枚のパノラマ写真として保存できるとのことです。

また、カメラを被写体に向けるだけで、瞬時に最適な撮影条件に設定する「シーンぴったりナビ」や顔検出機能「顔キレイナビ」が搭載されているようです。

オープン価格ですが、1万7000円前後と想定されています。

ニュースリリースのサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0307.htmlです。

“テザリング”とは

tetheringと綴ります。tetherとは鎖（なわ）でつなぐなどの意味があります。

テザリングとは、PCをインターネットへ接続するのにモデムの代用として携帯電話やスマートフォンなどを利用することを指しています。

現在の携帯電話やスマートフォンではPCとUSBで接続することによってテザリングが利用できるようになっています。

しかしながら、最近注目を集めているソフトバンクモバイルのスマートフォン「iPhone 3G S」では、携帯電話網、特に携帯端末と無線で接続される部分がデータ・トラフィックによって圧迫されるのを防ぐためにテザリングの利用はできないようになっているようです。

NTTドコモやKDDI、イー・モバイルなど他社でも、上限を設けた料金制を採用していない、一部の端末に設けていたとしても利用できるアプリケーションを制限している、など、何らかの制限をつけているようです。

これらの制限がとれるのは、携帯電話網と端末とを接続する無線部分の通信帯域がさらに拡大される時期まで待つ必要がありそうです。

“ソーテック S504（オンキョー）”とは

オンキョーが7月18日に発売したデスクトップ型パソコンです。

フルハイビジョンに対応した21.5型の液晶ディスプレイとその下部にオンキョー製のスピーカが搭載されています。

インテル製のCore2 Duo/Quadプロセッサ、4GBのシステムメモリ、さらに1T（テラ）BのHDDを搭載しています。また、64ビットOS（Microsoft Windows Vista Home Premium）を搭載しています。

オープン価格ですが、店頭では12万9800～と想定されています。

オンキョーの製品紹介サイトは、http://www.jp.onkyo.com/sotec/s504/です。

“832ＳＨ（ソフトバンクモバイル）”とは

ソフトバンクモバイルが、8月7日に発売予定の携帯電話です。シャープ製です。

特徴は、手の中にすっぽり収まる小型軽量タイプである点（折りたたみ時で約49×105×15.9mm、約102g）、機能を通話やメールなどに限定し使いやすさを追及した点などです。

また、有効画素数320万のカメラがオートフォーカスカメラが搭載されています。

プレスリリースのサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2009/20090805_01/index.htmlです。

“ＮＶ－Ｕ３ＤＶ（ソニー）”とは

ソニーが8月11日に発売予定のパーソナルナビゲーションシステム（PND）です。

6.1型のワイド液晶画面が搭載され見やすく操作もしやすいようです。また、吸着力の強い吸盤により車などへの取り付けや取り外しが容易にできるとのことです。

オープン価格ですが、6万5000円前後と想定されています。

プレスリリースのサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200907/09-0722/です。

“Mobile Hi-Vision CAM Wooo(KDDI)”とは

KDDI、沖縄セルラーが、この7月30日より発売している携帯電話です。メーカは、日立コンシューマエレクトロニクスです。

特徴は、ハイビジョン動画の撮影ができる点です。即ち、解像度が1280×720ドット、最高で30fpsのハイビジョン動画を撮影できるとのことです。ハイビジョン動画撮影機能を搭載した携帯は国内では最初とのことです。

オープン価格ですが、実勢価格は5万円台後半のようです。

ニュースリリースのサイトは、http://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0729b/index.htmlおよびhttp://www.kddi.com/corporate/news_release/2009/0729b/sanko.htmlです。

“ＯＰ２５Ｂ”とは

Outbound Port 25 Blockingの略です。直訳すると、外部のポート25通信（即ち、SMTP通信）の遮断ということになります。

一般利用者からのメール送信では、その利用者が契約しているプロバイダの送信メールサーバへSMTPによりメールが送られます。

しかしながら、ボットからの迷惑メールの送信の場合は、多くが送信元からプロバイダのネットワークを経由して外部の送信メールサーバへ直接SMTPにてメールが送られます。

そこで、プロバイダは自社のネットワークからインターネットを経由して外部のSMTPサーバへ出ていくような通信（即ち、ポート25通信）をインターネットとの接続部のルータなどで遮断するように設定してボットからの迷惑メールを断ち切るようにしています。この設定機能のことをOP25Bと呼んでいます。

日本の大手プロバイダは、ほとんどがOP25Bを導入しているようです。

“DKIM（ディーキム）”とは

迷惑メール対策のひとつとされているもので電子署名付きのメールを用いる方式です。DomainKeys Identified Mailの略です。ヤフー、シスコ システムズ、Sendmail、PGPの4社によって共同開発されたそうです。

送信メールサーバは受け付けたメールを機密鍵で署名し受信側へ転送します。受信側メールサーバでは秘密鍵と対になっている公開鍵（注：DNSサーバに保持されていて受信メールサーバはそこから取得します）を用いて受信メールなどを認証します。

送信元を偽装したスパムメールやフィッシング（phishing）メールの場合、正しい署名がつけられないため受信サーバで偽者と見破られて破棄されます。

プロバイダにおけるこの機能の実装はまだあまり進んでいないようですが、メールの流れを単に止めるだけでなく、送信元の存在まで確認できるため、今後、進んでいく可能性も期待されているようです。