”ワイモバイル”(Ymobile Corporation、注:2014年6月までは”イー・アクセス”)が、2014年9月11日より販売開始したスマートフォンです。”京セラ”製です。
アウトドア派向きで、落としても画面が割れにくく(耐衝撃性)、水ぬれや埃にも強い(防水・防塵性能)とのことです。ランニングやウォーキングなどの記録を管理できる専用アプリも搭載されているとのことです。
また、「スマートソニックレシーバー」と呼ばれる、ディスプレイ全体を振動させて音を伝える機能が付けられており騒音の多いところでも「相手の声が聞こえやすくなる」とのことです。
その他の仕様としては、OSはAndroid 4.4、画面サイズは4.5インチ、内蔵メモリはROM/RAMがそれぞれ8GB/1.5GB、バッテリー容量が2000mAhなどです。
プレスリリース(2014.7.17)のサイトは、http://www.ymobile.jp/corporate/press/2014/071702.htmlです。
プレスリリース(2014.9.4)のサイトは、http://www.ymobile.jp/corporate/press/2014/0904.htmlです。
台湾のエイスース(ASUS)が2014年11月下旬に発売予定の腕時計型端末(スマートウォッチ)です。エイスースが腕時計型端末を販売するのは今回が初めてとのことです。
アンドロイドを搭載のスマートフォン(スマホ)と連携でき、時計を振るだけでスマホのカメラのシャッターが切れたり、メールの着信を確認できたり、スマホのスケジュールアプリと連携して直近の予定を時計に表示したりできるようです。心拍計や歩数計としても使えるようです。
OSはアンドロイド・ウェア、バッテリーの駆動時間はフル充電(2.5時間要)で約1日とのことです。
その他、フレームは金属で、ベルトはイタリア製の本革で高級感を出しているようです。
オープン価格ですが、2万9800円(税別)と想定されています。
ニュースリリース(2014.10.28)のサイトは、http://www.asus.com/jp/News/FbQA3GvbUnjre5CRです。
2020年以降に実用化が想定されている次々世代の移動体通信システムです。
1G(1980年代)がアナログ方式、2G(1993年~)がPDC方式などで数kbps~、3G(2001年~)がW-CDMA・CDMA2000方式で384kbps~、3.9G(2010年~)がLTE方式で~100Mbps、4G(2016年~)がLTEアドバンストで1Gbps、そして5G(2020年?~)が10Gbpsとなるようです。
現在最新の通信方式LTE(3.9世代、100Mbps)で2時間の映画のファイルをダウンロードするのに約5分かかるところ、5Gでは数秒で終了する計算です。
通信(コミュニケーション)の形態は、4Gまでは人と人との間が主流ですが、5Gになるとさらに(人を介さず)マシンとマシンとの間(M2M)も追加され、情報量が急激に拡大されると予想されています。
我が国では、総務省が2020年に世界に先駆けて実用化すべく方針を打ち立てたようです。東京オリンピック・パラリンピックの開催時に利用できるようにしたい考えのようです。9月30日には、その推進体制として「第5世代モバイル推進フォーラム(The fifth geration mobile communications promotions forum, 5GMF)」(会長 吉田進 京都大学名誉教授)が発足されたようです。
欧州(エリクソン、ノキア、ドイツテレコム、英ボーダフォン・グループなど)や韓国(SKテレコム)、中国(ファーウェイ)の通信会社やメーカでも、5Gの開発が進められつつあります。2020年頃の実用化を目指して世界で主導権を獲得するための開発競争が進みそうです。