「日本は性暴力に麻痺している」
伊藤詩織さんの言葉です。
今回、イギリスBBCが伊藤詩織さんのレイプ被害について
6月28日にドキュメンタリー番組を放映しましたが、
その中に出てきた杉田水脈自民党国会議員が、
「伊藤詩織さんは明らかに女として落ち度があった」
「男性の前でそれだけお酒を呑んで、記憶をなくしたという」
「社会に出て(女性として)嫌なこともたくさんある。でもそれはそういうものかなって」
「こういうのは、男性(山口さん)のほうが酷い被害を被っていると思います」
と詩織さんを批判したことに対してその番組を見た世界の多くの国から
批判が殺到しているそうです。
「女性がレイプ被害者の女性を非難してどうする!」というものです。
私も全く同感です。
日本の詩織さんの家には盗聴器が仕掛けられていたそうです。
このことは、もはや、詩織さんは
政治活動家のように扱われているということを意味していないでしょうか。
なぜでしょう。
女性に対する性犯罪の告発をひねり潰す攻撃のみならず、
加害者がアベ首相の友だちだったのでこの事件の全てを闇に葬るという攻撃が
詩織さんに襲い掛かっているからだとしか思えません。
女性が、自分の意志に反する性行為を強要されるべきではないと思うなら、
たった一人で立ち上がった詩織さんの声を
ひねり潰させてはならないと思います。
闘う相手は誰でしょうか。
一つは、またしても、アベ政権です。
しかし、それだけでは不十分でしょう。
もう一つ、日本社会の男中心主義、
女は男の性的玩具とみなす、
男の身勝手で差別的な性欲求を追認する意識との闘いが
どうしても不可欠です。
女性の中にも、杉田議員のように男の身勝手を正当化する声があまりにも多い
人権後進国が今の日本です。
じゃ、どうやって日本社会を変える闘いをするか?
詩織さんが言いました。
「我慢しない、沈黙しない」ことだと。
難民を揶揄したあのはすみとしこが、詩織さんを揶揄する漫画を見せたとき、
真ん中で大笑いしているのが杉田水脈自民党議員。
検察審査会で不起訴になり、乾杯する男たち。
左から山口敬之(レイプ男・アベ首相の側近)、足立康史(維新)、和田正宗(自民)、上念司、生田(「報道特注」の人?)
「RAPE_ Japan's Secret Shame.mp4」BBC制作ドキュメンタリー
(ダウンロードできます・日本語字幕付き)
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