馬場有(ばば たもつ)町長はまだ、69歳でした。
原発事故が町長の命を削り取っていってしまったとしか思えません。
手続きに関わった800人以上の方が亡くなったことは、
尋常では在りません。
無責任きわまる東電・政府はもう全ては終わったかのような態度です。
「事故の加害者としての意識がひとかけらもない」
と断じた馬場町長の憤怒を、
日本国民は命ある限り引き継がなければならないと
私は思います。
福島県民Y.Hさんの声:6月28日フェイスブックより(写真もお借りしました)。
昨夜のNHK福島放送局「ニュース845」で、
馬場町長の最後のコメントが報道された。
「事故の加害者としての意識がひとかけらもないと断じたい」
と強い口調で東電を非難。
賠償も復興も道半ばどころか、ゴールが見えない状況で倒れた馬場町長。
東電と国に、償ってもらいたい。
二度と原発を動かさないと、
悲劇は繰り返さないと、
誓ってもらいたい。
浪江町民について(浪江町企画財政課) 掲載日:2018年6月19日更新
http://www.town.namie.fukushima.jp/soshiki/2/namie-factsheet.html
〇 東日本大震災当時の人口は、約21,500人でした。現在の住民登録数は約18,000人です。
○ その他の町民は、現在も町外での避難生活を続けています。避難先は福島県内が約7割、県外が約3割(全国43都道府県で)、町は全国7拠点に「浪江町復興支援員」を配置し、避難生活をサポートしています。福島県内の仮設・借上げ住宅には、現在も約2,800人が居住しています。
〇 避難指示解除前に実施した住民の帰還意向調査では、「帰還したいと考えている」が13.5%、「まだ判断がつかない」が31.6%、「帰還しないと決めている」が49.5%となっています(平成29年12月調査)。
(浪江町は地図で見てもわかるように、ほとんどが帰宅困難地域です。:ブルーはーと)