なんと、事態は急展開し、
今日の夕方、
4年前に江西財経大学日本語学科を卒業した二人と大阪で再会しました。
右は深圳の中国企業「新宙邦」で働く黄優斌さん、
結婚したばかりだと言うのに、一年の半分は日本で過ごすことになり、
福井や、福島、岩手まで駆け回って営業しているとのこと。
新妻に「で、いつ帰ってくるの?」と聞かれてもちょっと分からないという
悲しいような状況だそうです。
所属する会社が日本に進出して足場を固めるため、
ここ数年ががんばり時だと話していました。
体制が整ったら日本人の社員を雇い、
全て日本人に担当してもらうので、
その時は自分は中国に引き揚げることができるのだと。
左は、江財大卒業後、一旦就職したものの
翌年大連外国語大学の大学院に進学し、
今は東京で一年間交換留学しているという古艶芳さん。
(実は菏澤学院卒業生の王康さんと偶然大連外大で同じクラスです!)
黄さんと古さんは、日本語が本当に堪能で、
菏澤学院の学生達もいつかここまで流暢に話せるようになるといいなあ、と
思いきや、古艶芳さんは
「日本の若者の話は、言葉遣いにも、話題にもついていけません」
つまり、何を言っているのかさっぱり分からないそうです。
教授の話は問題なく分かるので、
日本語力が不足しているわけではなく、
日本の若者の会話がとても狭い身内の世界にしか通じないものなのでしょう。
日本人の私が聞いてもきっとチンプンカンプンだと思います。
大阪キタの名所、梅田スカイビルの空中庭園に案内しようとして道を間違い、
(何十回も行ったことのある道ですよ!我ながら情けない)
30分以上無駄に歩いて足の裏が痛くなりました。
夜の空中庭園はなかなか良かったと言うか、
建築技術がすごいと思いました。
でも、キタの夜景も、スカイビル建築の匠の技も、
全て二人の話の引き立て役でした。
家に帰り、菊茶で心を鎮める私です。
今日は楽しかったなっと。