菅官房長官の望月記者いじめは国による言論統制である、として
中学生が署名活動を呼びかけていることは先日ブログで書きました。
https://www.change.org/.../%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3...
その後、政府は反省するどころか、
例によって「閣議決定」で言論統制を合理化しました。
↑東京新聞望月衣塑子記者
今目の前にあるのは
中学生までもが気がついている深刻な報道の自由の危機ですが、
しかし、大人たちも手をこまねいているわけではないようです。
下は2019年2月17日発信の山本あすかさん(中学生)の
署名サイトでのメッセージです。
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私がこのキャンペーンをしていて、
連絡を下さる記者さんや周り大人の人たちから
大人たちが頑張るから、中学生は無理しないで大丈夫だよと、
声をかけていただいています。
より多くの人たちに今の報道の自由の危機は、
普通の人たちの言論の自由の危機だと知っていただくために
私はキャンペーンを呼びかけることしか出来ませんが、
新聞記者さんやいろいろな大人が
今回の閣議決定に反対する行動を始めています。
以下の会見は、一般の人たちも参加出来ます。
https://twitter.com/product1954/status/1096670541883203584?s=12
から引用
【官邸による取材・報道の自由侵害に抗議する緊急声明】記者会見
◆2月19日17:30~参議院議員会館101会議室
梓澤和幸弁護士ら呼びかけ人、南彰新聞労連委員長、清水雅彦教授らが出席予定。賛同人として私も参加します。
望月記者の問題に関心を寄せる一般の皆様もどうぞお越し下さい。
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菅官房長官は明らかに白を黒と強く言うことで
真実を追求する者を捻じ伏せようとしていますが、
望月記者は「事実誤認」などしていません。
菅官房長官が国会答弁で
「望月記者は事実誤認をもとに質問している」
と述べた「事実誤認」とは
辺野古の海への赤土流出に関する12月26日の質問です。
↓ ↓ ↓
望月記者:「民間業者の仕様書には『沖縄産の黒石岩ズリ』とあるのに、埋め立ての現場では赤土が広がっております。琉球セメントは県の調査を拒否していまして、沖縄防衛局は『実態把握が出来ていない』としております。埋め立てが適法に進んでいるのか確認ができておりません。政府としてどう対処するつもりなのでしょうか」
この質問の間、例によって何度も上村報道室長が
「質問簡潔にお願いしま~す!」とかぶせて
望月記者の発言妨害をしています。
他の記者の時は一切言わないのに。
菅官房長官は、後日国会答弁で
「琉球セメントは県の調査は拒否していない」、
「沖縄防衛局は実態を把握している」
と言い張り、「事実誤認であるという認識は正しい」と述べていますが、
望月記者の言う
「琉球セメントは(赤土混入の疑いに関する)県の調査を拒否している」
のは事実です。
また、沖縄防衛局は当初、土砂の岩石以外の割合を
「概ね10%前後」と説明していましたが、
じつは業者に発注する際に「40%以下」と
県に承認を得ず仕様書を変更していたことが
沖縄タイムスや琉球新報など地元紙によっても明らかです。
なぜその変更をしたのかについて
防衛局はなんと!「分からない」と述べています。
・・・・・・
「馬鹿と言う方が馬鹿だ」という格言があります。
ここまで見れば、
「事実誤認と言う方が事実誤認である」ことは
誰の目にも明らかで、
菅や閣議決定した政府は
「嘘も100回言えば本当になる」というナチス政権のやり口に
そっくりです。
こんなことでは庶民に真実が伝わりません。
望月記者の頑張りは、報道の自由を守る戦いであり、
日本の民がきちんと情報を得られるための戦いです。
そうとなれば他人事ではいられません。
望月記者は私たちの仲間です。
彼女を孤立させてはならないです。
https://www.change.org/.../%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3...