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日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「沖縄は日本ではない?『沖縄には沖縄の、国には国の民主主義がある』岩屋防衛相発言」No.2858

2019-03-10 02:22:19 | 民主主義について

 

沖縄やんばるの花(辺野古ブルーのCさんの写真をお借りしました):ベンガルヤハズカズラ

「沖縄には沖縄の民主主義が、

(日本)国には(日本)国の民主主義がある」

岩屋防衛大臣は正直です。

「日本は民主主義国家だが、

沖縄にはその民主主義は適用されないし、

また、適用する意志もない」

ということですよね。

ワーワー言われた後でなんのかのと釈明したものの、

3月6日にはさらに念を押すように、

「沖縄県民投票の結果に関係なく、投票前から

基地工事の継続は決めていた」

とキッパリ述べました。

人格的に幼稚でずるいアベ首相がすかさず

「工事の継続は防衛相の判断」と責任転嫁したのは御愛嬌ですが、

つまり、

日本政府は沖縄県民の民意を

始めから、

全く、

一つも、

一切、

聞く耳がなかったのです。

日本政府は現在まさに、

「民主主義ってなんだ?!」状態です。


こんな状態を目前にすると

もはやこれまでと山に引き篭もり、

耳に栓してお経を唱えつつ余生を送りたくなるかも知れませんが、

貧乏人はそんな山も所有していないのです。


しかし、強いられた苦しみの中で、

それでも、

いったい自分に何ができるか考え、

行動している人たちがいます。

その人たちに注目し、繋がり、広げていきたいと心から思います。

「私たちは勝ちたいのではありません。

 決して負けることができないのです」


下は、大阪能勢町の方々の取り組みです。

フェイスブックでこれを読んだとき

私は嬉しくて胸がドキドキしました。

ーーー細谷常彦 2月7日

全国の都道府県、市町村の議会に「日米地位協定を見直す」意見書を国に提出してもらいたいという陳情書を送って2週間がたちました。
発案者のNさんのあふれる願いとフットワークの軽さで1765通を送ることができました。
昨年の12月14日の辺野古に土砂が入った時から、北大阪の端の能勢町に住むわたしに何ができるのかと悶々としてきました。
Nさんから経費の18万円を全部負担してもいいという覚悟でこの計画を持ち掛けられた時、実際のところ日米同盟のもとで沖縄のひとが何を言っても強硬に進める工事を中止させることは困難なことだと思う一方で、こんな理不尽がまかり通るのなら、ことは沖縄の問題ではなく、民主主義そのものが壊れてしまう。
辺野古の海に捨てられた砂はそのままわたしの心に投げ捨てられた砂で、それはこのまま崩れゆく民主主義という砂上の楼閣の砂なのか、いやいやそんなことにならないために、いまできることを一つずつでもしていこうと、Nさんの提案に賛同しました。
陳情書を送って一週間も経たないうちに、さまざまな反応を地方議会は届けてくれました。
実際、わたしはこれほど多くの地方議会が反応を示してくれると思っていませんでした。
各議会に共通して、郵送されてきた陳情は議会では取り上げず、各議員に配布するそうです。
また、議長決済で委員会や本議会で審議すると応えてくれたり、もし、直接来てくれるなら、議会で取り上げ、直接発言してもらうという所も少なからずありました。
すでに同じ内容の意見書を国に提出したところも多数あり、昨年7月の全国知事会の提案が後押ししていることもわかりました。
思いのほか地方議会は送られてきた提案に真摯に対応してくださっていることを強く感じました。
わたしは全国各地のそれぞれの事情があるものの、そこで暮らすひとびとの願いを無駄にせず、暮らしに近いところで「まちを未来し、国をデザインする意志」が地方議会に残っていることを、とても心強く思いました。
そのことはそのまま、辺野古基地建設問題と結びつくことで、地方自治から民主主義が築かれていくことを、そしてそれは決して砂上の楼閣ではないことを、各地方議会が教えてくれたのだと思いました。
またわたしたちは1人3000円の賛同金を求め、まだ目標の60人には足りないものの、知人、友人など応援してくださった方々、ほんとうにありがとうございます。
ーーー
沖縄やんばるの花(辺野古ブルーのCさんの写真):キキョウランの実
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2 コメント

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すばらしい!! (こきおばさん)
2019-03-11 07:18:35
自分にできることを実行するってこと、出来そうで出来ないことがありますが、こうして実際に行動している人がいることを知ると嬉しくなります。
一人ひとりが考え行動することが大事なことだと教えられました。有難うございました。
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こきおばさん様 (ブルーはーと)
2019-03-19 12:50:55
こんなに頑張る人たちが大勢いるんだから、決して孤立感を感じる必要はありませんね。私たち一人ひとりが、同じ意を持つ人たちとつながりながら不断の努力を続けることで、民主主義の風潮を日本に根付かせることができると信じています。
返信する

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