15日午前8時からハンガーストライキを継続して、
全県民による投票を5市長に訴えてきた元山仁士郎さんは、
19日、血圧が急激に下がったためドクターストップがかかり、
午後4時57分、約105時間に及ぶハンストをやめました。
元山さんの身体を張ってまでのこの行動は、
全ての人に
沖縄の問題に真摯に立ち向かうよう訴えています。
また、全ての政治家は、
元山さんが命を削るほどのことまでして訴えたことを正面から受け止め、
党利党略ではなく、未来の日本を考えて、
誠実に応えなければなりません。
そうでなければ、「政治家」を名乗る資格はありません。
本日(19日)17時、ハンガーストライキ開始から105時間が経過したところでドクターストップがかかりました。 親、会の役員、周りの意向を受け、ここでやめる決断をしたいと思います。 市長の態度が変わらない中、県議会の皆様の動きに賭けたいと思います。 見守っていただき、ありがとうございました。
5市長に対し、県民投票への参加を求める署名は明日(20日)の18時まで受け付けております。 テントや寝袋、布団、机、椅子、湯たんぽ等を持参した方は極力明日までに取りに来ていただければと思います。 沖縄、日本、海外からたくさんの方々に支えられ、涙が溢れています。 ありがとうございました。
菅官房長官が、元山仁士郎さんのハンストにどう思うか聞かれて、
「その方に聞いて」と言ったそうです。
その菅は、稀勢の里の引退については
「非常に残念、寂しい思いだ。19年ぶりの日本出身横綱として多くのファンを魅了した。これまでの活躍に敬意を表したい」
と言ったそうです。
……。
冷血動物としか言いようがありません!!!
行政権という権力を握る者の言葉は深く考えずに暮らす人々に知らず知らず影響しますね。
ヤフーやツイッターのコメントに「ハンストしてドクターストップかかって入院?のうのうと保険使うのは納得できない」というのがあり、「透析患者は死ね」と同じ発想だと、慄然としました。
ハンストが憲法で保障された「表現の自由」の行使であることが分からない、つまり、憲法が分かっていないんですね。自分だって憲法のおかげで生きていられるのに。