毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「澄んだ高江の森の異変1」No.1729

2016-08-07 22:52:28 | 反戦平和

5日夕方6時過ぎの高江の空。

N1ゲート裏に設営されたテント前に1000人以上の人たちが集まりました。

集会直後、スコールのような激しいにわか雨で、リュックから雨具を出す間もなく

全身びしょ濡れになりました。

その後はすっきり透明に晴れ上がり、その後真夜中にまた大雨。

(そうだった、そうだった、沖縄はこんなだったんだ)。

いろんな人たちが駆けつけ、いろんな人たちが思いを言い、皆それを聞いていました。

私はそれを反芻しながら借りたテントの中で寝ました。

 

実はこの日、名護バスターミナルで高江までのボランティア送迎の方々が

声をかけて下さり、何人か一緒に車で連れてきてもらったのですが、

たまたま同乗し、知り合いになった若者の記事をフェイスブックで見つけました。

高江や辺野古の真実が伝わってくる文でした。

紹介させていただきます。

ーーーS・Aさん( 高江N-1テント)。昨日 9:36 

 【みんな勘違いしてる。】

報道でよく映る、先頭切って反対運動してる人達は、全然過激なんかじゃないし、

乱暴なんかじゃない。ずっとずっと色んな沖縄の問題に、

自ら立ち上がって声をあげてきてるだけ。


切り取られた瞬間だけを見て、一歩引いて見てしまってるんちゃうかな。

確かに他人事やと思えば一歩引けるだろうけど、

当事者にとっては、到底許せるはずの無いことが平然と行われてるんよね。

沖縄県内から集まってる人達は、ただただ沖縄のことが好きで、

理不尽な出来事を黙っておけない、地元を愛してる人達。

県外から集まってる人達は、決して暇な人達なんかじゃないよ。

限られた休みを使って、観光する訳でもないのに高い交通費払って、

少しでも力になりたいって思って集まってる。


虫飛びまくりの湿気満載の雨晒しのテントで、寝泊まりする人達を、

どんな理由があれば嘲笑できるんやろう。

真夏の炎天下の中、コンクリの道路で座り込みする人達を、

どんな理由があれば嘲笑できるんやろう。

自販機も、コンビニも、まともなトイレも、コンセントも、何もないんよ。

全然快適な場所なんかじゃないんよ。

普通に考えたら楽しくなんかないよ。


一回考えてみて欲しい。

なぜ反対運動をしてるのか。

なぜ反対運動に参加する人達がいるのか。

「アホみたいに叫んで、どうせ何も変わらへんのに。」って思ってへんやろうか。

自分がその問題に直面する当事者やったら、どう思うか、一回想像してほしい。


ここで起きてる

【権力の暴走】は

沖縄だけでは済まへんよ。

やがて日本全体で同じことが起きる。


あなたの大好きな地元の思い出の場所が、基地になって、

そこから飛んでいった戦闘機が海外で人を殺して帰ってくる。

【基地】やからね。

練習も、本番もあるからね。


そうやって想像してほしい。

ちょっと想像するだけで、一気に考え変わるから。他人事じゃなくなるから。


写真:3度目の山本太郎さん

帰り道歩いてたら、偶然車に乗ってるのを発見😁自分で運転してはった。笑

ーーー記事ここまで 

 

 


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