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「すごっ!『憲法九条』がノーベル平和賞候補(予測)になった!」2014年10月4日(土)No.1002

2014-10-04 18:47:44 | 日本事情

私は、日本の今を考えると頭痛と肩こりが増し、苦しい。

具体例を挙げれば、

・「特定秘密保護法」成立(2013年12月6日)、

・「集団的自衛権の行使」を認める閣議決定(2014年7月1日)、

・「辺野古への米軍基地移転」全沖縄県民の声を無視して強硬中(現在)、

・セクハラ発言、少数民族・他民族への差別発言議員の横行、

・福島原発事故は「完全に制御されており」東京オリンピック開催は問題ないという安倍首相発言、

・福島の子どもたちの甲状腺ガンの数値のとんでもなく高い発生率が大したことではなく、原発事故とは関係ないという政府系専門家の言い逃れ……。

枚挙にいとまがないとはこのことだ。

酷い政治家をリーダーに頂いていると

力弱き庶民の私は頭が痛くなり、窒息しそうになる。

 

しかし、国民側も負けずにひどい。

・その安倍政権への後先考えない丸投げ的支持、

・在日韓国・朝鮮人をターゲットにした排外的ヘイトクライム、

・子どもや障害者、妊産婦など社会的「弱者」への攻撃・非寛容事件の多発、

・メディアによる極右政権へのすり寄り、迎合と報道の自主規制、並びに

朝日新聞への常軌を逸した総攻撃、e.t.c.

今、日本は、私が生まれた1952年以来、最も醜い姿を露呈している、と思う。

 

私は各種税金も(めったに)滞納せず、

庶民として何十年も汗水流し、病気の日も我慢して労働に励み、

社会的責任は果たしてきた。

それなのに、なんでこんな戦争の腐臭をプンプンさせる政権の下で、

最悪の苦しみに耐えなければならないのか。

私には平和に、心安らかに暮らす、憲法に基づいた国民の権利があるのだ。

ギリギリ(歯ぎしり音)。

 

なので、今日のニュースは本当に嬉しい。

『憲法9条を保持する日本国民へのノーベル平和賞受賞予測』だ。

予測だけでもすごい、何しろトップに躍り出たのだ。

中国では、日本人全員が安倍政権を支持していると思っている人も多い。

web上で、

「それ、どういう意味?安倍政権と日本国民への皮肉のつもり?」

と言う声があったと聞く。

 

日本の本当の事態はそうではない。

「何が何でも平和は譲れない」と頑張っている日本の民も、

たくさん存在することを知ってほしい。

確かに、日本の平和は、

改憲攻撃や様々な悪法によって、

そして、それに対し、深く考えることなく迎合する烏合の衆や、

政治なんか自分には関係ないと思う人々によって、

かつてない危機に瀕している。

だから、世界中から、頑張る日本の平和派に力を貸してほしい。

この「憲法9条にノーベル賞を!」の活動のスタートは、

そうした願いを世界に発信するものだった。

 

「一国だけでは平和は守れない」

と安倍首相は言った。

なるほど、確かにそうだ。

だから、グローバルな平和保持者の力を結集して、

平和を愛し、憲法9条を保持している、全ての日本に住む人々を応援してほしい。

そのために、ノーベル賞でも何でもいい、平和に絶対的権威を!と願う。

10月10日、ノーベル平和賞が発表されるそうだ。

 

↓参考記事↓

ノーベル平和賞予測、「憲法9条保持する日本国民」浮上

朝日新聞デジタル 10月4日(土)0時20分配信

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141004-00000002-asahi-soci

 

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